安全情報7月分

【安全情報7月分】当地報道より、殺人、強盗事件や自然災害など、先月7月に報じられた皆様の安全に係わる情報の概要をお知らせしています。

1 新型コロナウイルスについて

各国・地域における新型コロナウイルスの感染状況

https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/country_count.html

各国・地域における新型コロナウイルス感染症に係る入国制限措置と入国後の行動制限措置に関する状況

https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html

 コスタリカにおいて風評被害を受けた場合、又は被害を受けた邦人の情報がある場合には、在コスタリカ大使館までご連絡をいただきますようよろしくお願いいたします。

2 クレジットカードのスキミング被害について

 最近、邦人が被害者となるスキミングによるクレジットカードの不正利用が発生しております。

スキミングとはクレジットカードの情報を不正に入手して、まったく同じ偽造クレジットカードを作って不正に利用する犯罪のこと。)

スキミングの被害は気づきにくく、銀行からの連絡等により被害が判明することが多いですが、スキミングに対してできる限りの対策を取り、仮に被害に遭われた際や不審に思われた時は、できるだけ早くクレジットカード会社や銀行に連絡をして対処して下さい。

スキミング対策として考えられるものは以下の通りです。

(1)クレジットカードをしっかりと管理し、公共の場での取扱いに注意する

(2)ICカードタイプにする

(3)盗難補償をつける

(4)暗証番号を入力する際には隠す

(5)推測されにくい暗証番号にする

スキミングはカード犯罪のなかでも危険度が高く、最近は被害が急増しています。上記の内容を参考にして、できる限りの対策をとることで自分の身を守るようにして下さい。

サンホセ

「強盗犯、協同組合事務所から8千万コロン盗む」(強盗事件)

 7月3日午前9時、サンホセ県ペレスセレドン市の協同組合事務所に、マスクをかけた強盗犯3人が押し入り、警備員と組合員を脅して、現金8千万コロンと1万8千ドルを奪って逃走した。逃走に使った車は現場から10キロ先で焼かれているのが発見された。

「男性、強盗事件に遭い、銃撃されて重体」(強盗事件)

 7月6日午前9時50分、サンホセ県クリダバ市のナショナル銀行で、現金を入金するため銀行の入り口にあるスロープを上っていた男性が、バイクに乗った男2人に銃で撃たれた。犯人は現金を奪って逃走。男性は重体。

「警察、天井に隠れていた容疑者を逮捕」(銃撃事件)

 7月8日午後12時50分、サンホセ県ティバス市のスーパー前の路上で車とバイクに乗った複数の男たちによる銃撃戦があった。事件後間もなく、23歳の男性が銃でけがをした状態で病院に来たが、この銃撃戦でけがをしたと見られている。容疑者の1人が9日、同市の民家の天井に隠れているところを発見された。家の前には犯行に使われた車が停まっていた。車は盗難車で、銃弾の跡があった。

「男性、銃で撃たれて死亡」(殺人事件)

 7月13日午前1時50分、ティバス市レオントレセ区で、車内で銃で撃たれてけがをしている男性が警察に発見された。しかし男性は間もなく死亡した。

 

「31歳の女性と12歳の女性、刃物で刺され死亡」(殺人事件)

7月30日午後3時、サンホセ県レオンコルテス市で、火災の通報を受けて駆け付けた消防隊員が消火後、現場から100メートル離れた崖に女性2人が倒れているという通報を受けた。31歳の女性と12歳の娘が倒れていたが、すでに死亡していた。2人は刺殺された模様。

家族によると、1週間前から被害者の女性と姉が、一緒に暮らしていた男性に殺すと脅されていたという。また、被害者の母親も、娘に別れるように進めたことから、男性に脅迫された過去があるという。一緒に暮らしていた50歳の男性は、行方は分かっているが逮捕はされていない。

●リモン県

「58歳の男性、銃撃され死亡」(殺人事件)

7月7日午後、リモン県ポコシ市で、58歳のくず鉄屋のオーナーが、店舗に戻ったところをバイクに乗った男2人に銃で撃たれて殺された。犯行動機は強盗と見られるが、何が盗まれたかは不明。

「ATMから計5億コロン盗んだグループの犯行」(盗難事件)

7月15日午前3時半、リモン県グアシモ市ポコラ区のATMから現金が盗まれそうになったが、警察が駆け付けて未遂に終わった。犯行手口から、リモン県を中心に他のATMから計5億コロンの現金を盗んでいるグループの仕業と見られている。

警察によると、犯人グループは6〜8人で構成されており、警察が現場に到着したところ、銃の撃ち合いとなった。その後、犯人グループは逃走した。

「36歳の従業員、銃で撃たれて死亡」(殺人事件)

7月16日午前8時、リモン県マティナ市のタイル店に、ヘルメットをかぶったままの男2人が来て、36歳の従業員を銃で6発撃って逃走した。被害者は間もなく死亡した。

「25歳の男性、銃で撃たれて重体」(銃撃事件)

7月17日午前1時過ぎ、マティナ市で、25歳の男性が男3人に銃で撃たれて重体。犯人は走って現場から逃走した。

ニカラグア人の男性、刃物で刺され死亡」(殺人事件)

7月16日夜、マティナ市のバナナ農園の従業員が集まって、一緒に酒を飲み始めたところ、何人も加わるけんかが起きた。その後、近くのハンモックで横になっていたニカラグア人の男性が刃物で刺され、間もなくして死亡した。警察に通報があったのは事件が起きてから数時間後だった。

「警察官4名、ATMから6200万コロンを盗む」(盗難事件)

昨年2月27日にリモン県ポコシ市で、ATMから現金6,200万コロンが盗まれた事件に、公安警察官4名が関与していたことが判明した。4名は勤務中で、誰も近寄らないよう警備していた。さらに犯人が逃走する手助けもしたと見られている。7月22日に、司法警察はこの警官4名の自宅を家宅捜索し、全員を逮捕した。

 

「40歳の男性、銃で撃たれて死亡」(殺人事件)

7月18日午後10時過ぎ、リモン県リモン市で、40歳の男性宅に犯人2人が訪れて発砲し、逃走した。40歳の男性は間もなく死亡。被害者の自宅は一部が改修され、不法なバーとして営業していた。

「31歳の男性、銃で撃たれて死亡」(殺人事件)

7月25日午前3時、リモン市リモンシート区で、31歳の男性が胸と背中を銃で撃たれて殺された。

「29歳の男性、銃で撃たれて死亡」(殺人事件)

7月26日午後9時18分、リモン市で、29歳の男性が銃で撃たれて殺された。被害者が女性と一緒にいたところ、数人の男が近づいてきて、いきなり至近距離から発砲し、逃走した。被害者は2012年に殺人容疑で逮捕されている。さらに強盗・殺人容疑で、2013年に裁判を受け有罪判決を受けたが、のちに控訴して無罪となっていた。

「女性、刃物で切られてけが」(傷害事件)

7月26日午前0時15分、リモン県グアシモ市で、女性が刃物で切られてけがを負った。犯人は一緒に暮らしていたニカラグア人男性で、2人が口論になって男性が切りつけたが、男性の姉が止めに入ったため、被害者の女性は逃げて命は助かった。事件の5日後に、犯人は自首した。

「16歳の少年、銃で撃たれて死亡」(殺人事件)

7月31日午前7時半、ポコシ市の自宅で、高校に通う16歳の少年が、銃で3発撃たれて病院に運ばれたが、間もなく死亡した。ソーシャルネットワークでは、人違いで殺されたという情報が流れているという。

●プンタレナス県

「21歳の男性、銃撃されて死亡」(殺人事件)

 7月12日午後10時44分、プンタレナス県プンタレナス市で、21歳男性が、家の庭にいたところ、何者かに銃で何発も撃たれて殺された。

「男性の死体、川で発見」(殺人事件)

7月14日午後、プンタレナス市の川に、男性の焼死体が浮いているのが発見された。遺体は毛布でくるまれており、手はひもで縛られていた。遺体は腐敗が進んでおり、所持品もないことから、まだ身元は分かっていない。

「19歳の女性と24歳の男性、銃撃されて死亡」(殺人事件)

7月18日午後6時過ぎ、プンタレナス県コレドーレス市パソカノアス区の民家で、19歳の女性の誕生会が行われていたところ、男2人がバイクに乗って来て、19歳の女性と24歳の男性を銃で撃って殺した後、逃走した。

「女性麻酔医、ホテルで遺体で発見」(殺人事件)

7月20日午前、プンタレナス県ケポス市マヌエルアントニオ区のホテルで、麻酔医女性が遺体で発見された。被害者は一人で同ホテルに泊まっており、遺体は血まみれで殴られた跡があり、半裸で毛布にくるまれていた。被害者の爪は割れており、犯人に激しく抵抗した模様。

遺体発見の数時間後、同ホテルに住んでおり、ホテルの仕事を手伝っている38歳ニカラグア人男性が逮捕された。容疑者は被害者と一緒にいるところが目撃されており、ひっかき傷があった。

被害者はサンホセのシーマ病院に勤務する43歳の女性で、7月18日〜20日の滞在予定だった。最後に目撃されたのは19日夜。

「855包のコカインを押収」(麻薬事件)

7月24日午前5時、プンタレナス県オサ市のピニュエラス海岸を走行中の四輪駆動車が、2台で計855包のコカインを運んでいたため、乗っていた計7人(コスタリカ人6人、コロンビア人1人)が逮捕された。車内から銃8丁が発見された。

「36歳の男性、銃撃されて死亡」(殺人事件)

7月25日午前、オサ市で、国立公園のレンジャーが巡回中に、36歳の男性の遺体を発見した。遺体は頭部が銃で撃たれていた。遺体は海に流され、24日にコカインを運んでいた車が警察に逮捕された場所から50メートルの場所で発見されており、この事件との関係性について調べていくという。

「36歳の男性、麻酔医殺害の共犯として逮捕」(殺人事件)

7月20日にケポス市のホテルの部屋で麻酔医が殺害された事件に関し、もう一人の容疑者である36歳の男性が25日にプンタレナス県ガラビト市ハコのコンドミニアムで逮捕された。男性はホテルのオーナーと知り合いで、2週間前からホテルでテレワークをしていた。すでに逮捕されている容疑者の殺人に手を貸したと見られている。

「44歳の男性、銃撃されて死亡」(殺人事件)

7月27日午前7時、オサ市の自宅で、44歳の男性が銃で少なくとも6発撃たれて殺された。被害者は2007年に麻薬を密輸送していたところを逮捕され、有罪判決を受けている。さらに昨年3月には、殺人事件の容疑者として半年の予防拘禁を受けていた。

「1,550キロのマリファナを押収」(麻薬事件)

7月29日、オサ市シエルペ川岸で、マリファナが隠されているのが発見された。付近を巡回していた警官が、プラスチックで包まれた荷物が川岸に隠されているのを発見し、近づいたところ付近にいた男3人が逃走。この3人(コスタリカ人2人、ニカラグア人1人)は間もなく逮捕された。1,550キロのマリファナが押収された。

「52歳の警備員、銃で撃たれて死亡」(殺人事件)

7月31日、プンタレナス市の農場で、経営者が複数の男に襲われた。被害者は現金を要求されたが、ないと答えたところ、銃を渡すように強要された。銃は自宅にあると言ったところ、一緒に自宅まで連れて行かれ、犯人は銃を受け取ったらすぐに逃走した。経営者がその後、農場に行ったところ、52歳の警備員が遺体で発見された。男性は銃で撃たれて、さらに刃物でも切られて殺されており、遺体の上にはトタンや麻袋が被されていた。容疑者3人は、8月1日に逮捕された。

沿岸警備隊、ボート2隻から900キロのコカインを押収」(麻薬事件)

7月31日、沿岸警備隊は、プンタレナス県ゴルフィート市の太平洋沖で、不審な2隻のボートを発見。この2隻はコカイン計900キロを運んでおり、乗っていたコスタリカ人3人とコロンビア人2人、エクアドル人1人は逮捕された。沿岸警備隊に見つかった直後、犯人は麻薬を海に投げ捨てたが、後に沿岸警備隊が全部押収した。

●エレディア県

「31歳の男性、銃で撃たれて死亡」(殺人事件)

7月7日の午前、エレディア県サラピキ市で、31歳男性がバイクに乗った男2人に銃で撃たれて殺された。犯人は被害者宅を訪れ、玄関のドアを叩き、被害者が出てきたところを銃で撃って逃走した。

司法警察、300キロのコカインを押収」(麻薬事件)

7月10日、エレディア県ベレン市で、司法警察は匿名の通報により、高級住宅地に向かうマイクロバスからコカイン170キロを押収した。運転していた40歳のコロンビア人男性は逮捕された。翌11日に容疑者の自宅の家宅捜索を行ったところ、さらに170キロのコカインと現金5万ドル等が押収された。

「28歳の男性、銃撃されて死亡」(殺人事件)

7月16日午後1時、エレディア県エレディア市グアラリ区で、28歳の男性が自宅前にいたところ、男2人に銃で10発撃たれて殺された。

「24歳の男性、銃撃されて死亡」(殺人事件)

7月16日午後7時、エレディア市グアラリ区で殺人事件が起きた。24歳の男性が未成年の娘を後ろに乗せて自転車で移動中、ある男と口論になり、銃で撃たれて殺された。

カルタゴ

「22歳と19歳の女性、遺体で発見」(殺人事件)

 7月10日夜、カルタゴカルタゴ市の崖に投げ捨てられた若い女性の遺体2体が発見された。同日午後7時半、近所の者が銃声を聞き外に出たところ、男2人が車から何かを崖に投げ捨てるのを目撃した。近づいたところ女性の遺体と分かったため、警察に通報した。崖には雑草が茂っており、遺体は崖の下まで落ちず近くにあったという。

被害者の1人は22歳のニカラグア人女性で、もう1人は19歳のコスタリカ人女性。両者ともサンホセ県デサンパラドス市に一緒に住んでいた。

「20代の男性、銃で撃たれて死亡」(殺人事件)

 7月29日午後2時45分、カルタゴ県パライソ市で、20代男性が自宅アパートの床で、銃で何発も撃たれて殺されているのが発見された。被害者男性は、数か月前にも同市で襲われていたという。

●アラフエラ県

マリファナを積んだドローン、刑務所近くで墜落」(殺人事件)

7月2日、アラフエラ県アラフエラ市のラレフォルマ刑務所隣のコンドミニアムの壁に、ドローンがぶつかって墜落した。ドローンにはプラスチック容器がテープでとめられていて、中にはマリファナ105グラムが入っていた。マリファナは刑務所に運ばれる予定だったと見られている。

「31歳の男性、刃物で刺されて死亡」(殺人事件)

 7月4日午前1時半、アラフエラ県サンカルロス市の路上で、31歳の男性が遺体で発見された。刃物で切られた跡が見られ、刺殺された模様。所持品は盗まれておらず、犯行動機は不明。

「74歳の男性、刃物で刺されて死亡」(殺人事件)

7月14日アラフエラ県グレシア市のショッピングセンター横の空き地で、74歳の男性が刃物で腹部を刺されて殺されているのが発見された。所持品が見つかったことから、強盗目的の犯行ではないとみられている。

「32歳の男性と23歳の女性、銃で撃たれて重体」(銃撃事件)

7月16日午後8時半、サンカルロス市の教会前で、32歳の男性と23歳の女性が路上にいたところ、バイクに乗った2人組が通りかかり、いきなり男女に発砲して逃走。両者とも重体。

「91歳の男性と81歳の女性、刃物で刺されて死亡」(殺人事件)

7月19日朝、アラフエラ市の自宅で、結婚して52年になる91歳の男性と81歳の女性夫婦が、遺体で発見された。2人は刃物で刺されて殺された模様。部屋の中が荒らされていた。

「強盗犯、男性を刺して重体」(強盗事件)

7月25日午後8時15分、サンカルロス市アグアスサルカス区で、30歳くらいの男性が強盗犯2人に襲われ、刃物で足の付け根を刺されて重体。被害者の身元も、何が盗まれたかも不明。事件後間もなく、現場から200メートルの場所で容疑者2人が発見された。1人は刃物でけがをしていた。

●グアナカステ県

ニカラグア国境にある社会保険公庫事務所で銃撃」(銃撃事件)

 7月8日午後7時頃、グアナカステ県ラクルス市のニカラグア国境にある社会保険公庫事務所に、路上から何者かが発砲した。中に職員がいたがけがはなかった。当初は新型コロナウイルス検査に反対するトレーラー運転手の犯行かと騒がれたが、ニカラグアから医療品を密輸入するグループが発砲したものと見られている。

 

【お問い合わせ先】

コスタリカ日本国大使館 領事班

Tel:(506)2232-1255 Fax:(506)2231-3140

E-mail:embjapon@sj.mofa.go.jp

URL:http://www.cr.emb-japon.go.jp/japones/index-j.htm

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