新型コロナウィルスに関する注意喚起(6)

【ポイント】

3月7日,モルディブ保健庁発表は以下のとおりです。

●イタリア人1名及びフランス人2名観光客が,リゾートで新型コロナウィルスの症状を示し,Farukolhushi隔離施設に移送され,観察・検査中。

●リゾート勤務の外国人2名の新型コロナウィルス感染症の感染を確認。

【本文】

1.3月7日,モルディブ保健庁発表は以下のとおりです。

(7日夜の発表)

(1)3月6日,バー環礁Thinadhooで,イタリア人観光客1名が,新型コロナウィルス感染症の症状を示し,Farukolhushi隔離施設に移送され,観察・検査中です。

(2)3月6日,別のイタリア人観光客が,ラビヤニ環礁Kuredu Island Resortからイタリアに帰国後,イタリア国内で新型コロナウィルス感染症・陽性だったことが通報されました。当局は,当該イタリア人とリゾート支配人に検査結果の確認と接触者の追跡調査を要請しています。

(3)3月7日,カーフ環礁Summer island resort滞在中のフランス人2名が,新型コロナウィルス感染症の症状を示し,Farukolhushi隔離施設に移送され,観察・検査中です。

(4)上記(2)及び(3)のリゾートは,追跡調査のため一時的に制限措置を受けています。(上記(1)のリゾートの制限措置は7日中に解除されました。)

(7日深夜の発表)

(1)3月7日,モルディブ国内で働いている外国人2名の感染が確認されました。2名は上記(2)のイタリア帰国後に陽性と診断されたイタリア人と濃厚接触者でした。

(2)2名は,検体を検査され,隔離施設で手当を受けています。また,上記リゾートでは,当局の制限措置が継続されています。

(3)これまでに新型コロナウィルス感染症の検査を33件行い,内31件が陰性でした。

(4)引き続き一層の予防と拡散防止に努め,新型コロナウィルス感染症の症状がある者は,モルディブ保健庁のホットライン1676に連絡してください。

(5)モルディブ当局は,3月8日をもって,モルディブ入国までの14日間以内にイタリアに渡航歴のある者の入国を禁止しました。

2.現在,モルディブ入国まで14日間以内に次の国・地域に滞在・旅行・通過(トランジット)した外国人は入国を禁止されています。

(1) 中国全土(2020年2月4日より)

(2) イラン(2020年2月26日より)

(3) 韓国の大邱,釜山,慶尚北道及び慶尚南道(2020年3月3日より)

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(4) イタリア(2020年3月8日より)

3.日本外務省は,「海外安全ホームページ」で各国の新型コロナウィルス発生状況や渡航情報等を発信しています。

https://www.anzen.mofa.go.jp/index.html

4.当館からのお願い

・在留邦人の皆さまにおかれましては,引き続き関連情報の入手に努め,石鹸やアルコール消毒剤による手洗い・咳エチケット・公共交通機関や人混みを避ける等の感染防止に努めてください。

・3か月以上滞在される方は,「在留届」の届け出を,ご旅行の方は「たびレジ」登録を,お願いいたします。

(問い合わせ先)

モルディブ日本国大使館

電話:+960-3300087

夜間・緊急:+960-7788492又は+960-7788471

電子メール:ryoujimale@mo.mofa.go.jp

休館日:金曜日・土曜日及び祝祭日