新型コロナウイルスに関する注意喚起

●1月30日,新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて,世界保健機関(WHO)は「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言しました。

●4日現在,モーリタニア国内では国内において外国人の感染疑い例が1件,武漢から帰国したモーリタニア人の感染疑い例が2件発生していますが,新型コロナウイルス感染症の確定患者は認められていません。

新型コロナウイルス感染予防のため,人混みを避けるとともに,手洗い等の予防策を講じてください。

1 1月30日,新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて,世界保健機関(WHO)は「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言しました。モーリタニアでは,コロナウイルスの発生が報じられてすぐに,モーリタニア保健省が保健監視ユニットを編成して感染状況の把握に努めているほか,関係省庁で構成される各省間フォローアップ委員会が設置され,空港,港及び国境検問所に検温のためのサーモグラフィーを設置し,感染の疑いがある者の入国を管理・監視する措置が取られています。

2 4日現在,モーリタニア国内では,新型コロナウイルス感染症の確定患者は認められていません。なお,当地報道によれば,国内での外国人の感染疑い例が1件発生していますが,当該患者の国内でのコロナウイルスの検査結果は陰性であり,念のため新型コロナウイルスの検査のため欧州に検体が送られ検査が行われております。同患者の症状は快方に向かっており,隔離は継続されています。また,武漢から帰国したモーリタニア人学生2名が,症状は出ていないものの,新たに政府の健康観察下に置かれています。

3 新型コロナウイルス感染症の治療法は現時点で確立していません。当初動物からとされていましたが,人から人へも飛まつ感染や接触感染によって伝播することが考えられることから,人混みを避けるとともに,以下の予防策を講じてください。

・石けんによる手洗い,手指のアルコール消毒,うがいの励行

・マスクを使った咳エチケットの励行

・体調不良者,咳や発熱のある人との接触を避ける

【お問合せ先】

モーリタニア日本国大使館

代表電話:4525−0977

緊急連絡(休日・夜間):4600−1717(領事担当)

ホームページ:https://www.mr.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

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