●1月21日,大連市政府公式微信アカウントである大連公布によると,武漢から大連を訪れた人物の発熱等の呼吸器症状の症例を1例確認した旨発表がありました。
●引き続き最新情報を収集し,人混みを避け,マスクを着用したり,手洗いを行うなど,念のため感染予防に努めてください。
(参考)
大連市は新型コロナウイルス感染による肺炎に対し積極的に対応(仮訳)
21日の大連市衛生健康委員会の発表によると,17日,大連市は武漢から当地を来訪した発熱等の呼吸器症状を発症した患者1例を発見した。現在,当該患者は市の指定医療機関にて隔離治療を行っており,容態は安定している。正確な診断後,改めて速やかに通知する。
大連市は新型コロナウイルス感染による肺炎の対応業務を高度に重視しており,すでに連合対応業務指導グループを設置し関係業務を行っている。各レベルの衛生健康部門は迅速に全面的な対応を講じており,相次いで専門業務グループ及び専門家グループを設置し,速やかに各種応急措置及び業務方案を制定し組織的に実施している。現在,市の各レベル・各種の医療機関はすでに事前診察及び発熱の外来診療の観測を全面的に強化し,疾病予防コントロール機関の科学的規範に基づき,疑いのある病例に対し観測,検査,診断,治療及び衛生処置を行っている。市内各地では愛国衛生運動を実施し,環境整備関連業務を強化しつつ,各種予防措置を全面的に実施している。
これから春節が近づき人の移動も頻繁になり,また冬から春にかけて呼吸器系感染症の発生率が高い季節となる。専門家は広く一般市民に対し,個人の衛生・予防をしっかりと行うこと,マスクの着用は呼吸器系感染症の予防に有効な方法であること,手の衛生環境に注意すること,室内環境衛生及び換気を保つこと,空気の通りが悪い或いは人が密集する公共のイベント等はできる限り避けること,もし発熱や呼吸器系感染症の症状があれば速やかに当地の医療機関の発熱外来で診察を受けることを促している。 上海市衛生健康委員会による発表(21日)(当館仮訳)
患者は35歳男性,上海籍,8日晩に武漢市を訪問。11日に武漢市から上海市に戻り,発熱,咳等の症状が出現。16日,本市の発熱外来を検診後,入院隔離治療。上海疾病予防管理部門が新型コロナウイルス核酸検査を行い陽性結果を確認。専門家の評価確認を経て当該症例を新型コロナウイルスによる肺炎と確定診断した。現在,患者の体温,バイタルサイン等正常。上海市で濃厚接触した者は現在医学観察中。
なお,本市はその他4名の疑似症例を調査中。
大連公布(中文)
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