【緊急】民間航空機の運航停止に伴う注意喚起

○ パキスタンとインドとの間におけるカシミール地方をめぐる一連の動きを受け、パキスタン航空当局は、現地時間27日12時30分から民間航空機のパキスタン領空内の飛行禁止措置を取っており、現在も継続中です。

○ 飛行禁止措置は当初の終了予定時刻から延長となり、3月1日午後1時(パキスタン時間)まで延長するとの発表がありました。

○ つきましては、在留邦人の皆様におかれましては、最新の情報を入手し安全確保に努めるとともに、更なる緊張状態の高まりにより、緊急事態が発生した場合に備えてください。

1 カシミール地方でパキスタン空軍機がインド空軍機2機を撃墜する事案が発生したとの発表が、パキスタン軍統合情報局からありました。

2 2月14日にはカシミール地方で武装勢力によるインド治安部隊に対する自爆攻撃が発生し、約40名が死亡したほか、インド政府は26日、インド・パキスタン間の管理ラインを越えて武装勢力の拠点を空爆したと発表しています。

3 パキスタンとインドとの間におけるカシミール地方をめぐる一連の動きを受け、パキスタン航空当局は、現地時間27日12時30分から民間航空機のパキスタン領空内の飛行禁止措置を取っており、現在も継続中です。

4 飛行禁止措置は当初の終了予定時刻から延長となり、3月1日午後1時(パキスタン時間)まで延長するとの発表がありました。なお、詳細及び最新情報は

https://www.caapakistan.com.pk/NOTAMS/NotamView.aspx

をご参照ください。

4 つきましては、在留邦人の皆様におかれましては、最新の情報を入手し安全確保に努めるとともに、更なる緊張状態の高まりにより、緊急事態が発生した場合に備えてください。

5 カシミール地方の一部には、外務省はかねてより危険レベル4(退避勧告)、レベル3(渡航中止勧告)を発出しているところ、同地域への渡航はやめてください。また、レベル4の地域に既に滞在されている方は、退避してください。

6 また、インド及びパキスタン渡航・滞在する邦人の皆様におかれては、テロ等不測の事態に巻き込まれることのないよう、これまでに発出されているインド・パキスタン各地域や周辺国に関する危険情報、スポット情報等最新の情報をよく確認した上で、以下の注意事項を参考にしていただき、安全に十分配慮した行動を心掛けるようお願いいたします。特に、宗教施設及びデモ等で多数の人が集まっている場所には近寄らないよう注意してください。

また、会社や団体等組織に属する邦人の皆様は、本件につき組織内で情報共有を行ってください。

(1)自身の日々の滞在先、訪問先、緊急連絡先等を所属会社、所属団体、家族等に伝達しておくとともに、万が一の事態に備え代替連絡手段を確保してください。

(2)政治行動、宗教行事等を問わず、デモや集会を見かけたら絶対に近付かず、その場から速やかに退避してください。

(3)移動途中等に集会等に遭遇した場合には、速やかにその場から離れてください。

(4)テロの標的となりやすい場所(政府機関・軍・警察等治安当局施設(含む車両、検問所等)、宗教関連施設、外国関連施設、外国系有名ホテルやファスト・フード店を含む欧米関連施設)にはできる限り近付かないでください。

  外国人の多く集まる場所や外国人が多く利用する商業施設等の利用は短時間とし、長時間の滞在は極力控えてください。

(5)マーケット、駅、バス停等の人が集まる場所での用事は、短時間で効率的に行なうとともに、常に周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知したら、速やかにその場から離れてください。また、特に人が多く集まる時間帯は極力避けるよう心掛けてください。

7 なお、外務省広域情報など当地で安全に滞在するための参考となる情報が以下のウェブサイトに掲載されておりますので、そちらもあわせてご確認下さい。

○ 当館ウェブサイト

http://www.kr.pk.emb-japan.go.jp/j/

○ 外務省海外安全情報ウェブサイト(パキスタン

http://www.anzen.mofa.ne.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_011.html#ad-image-0

○ 緊急時の連絡先

在カラチ日本国総領事館 電話(+92−21)3522−0800

このメールは,在留届にて届けられたメールアドレスに自動的に配信されております。

【問い合わせ先】

在カラチ日本国総領事舘

電話:021-3522-0800 FAX:021-3522-0820

メール:japan.consulate.karachi@kr.mofa.go.jp