フエゴ火山における火山泥流の発生

●5日,フエゴ火山の周辺地域で,火山泥流(ラハール)が発生し,復興作業に携わっていた作業員や,フエゴ火山近くの娯楽施設の客らが避難する事態が発生しました。

●同火山周辺で活動されている邦人の皆様は,常に避難情報の収集に努めて下さい。

グアテマラにお住まいの皆様および旅行者の皆様へ

グアテマラ日本国大使館

1. ラハール発生状況

 8月5日16時半ごろ,国家災害対策調整委員会(CONRED)は,フエゴ火山近くのラス・ラハス谷で比較的大きな規模の火山泥流(ラハール)が発生したと発表。これをうけ,被災地であるエスクィントラ県エスクィントラ市のサン・ミゲル・ロス・ロテス集落付近で道路復旧活動をしていた作業員らは退避しました。さらにこの影響で,同火山から12km離れたサーキット場「ペドロ・コフィニョ」ではイベントが実施されていましたが主催者判断により中止,従業員を含む全員が一時避難しました。

2.ラハールについて

 現在,当国は雨期に入っています。今後,新たな噴火等が発生しなくとも,わずかな雨量で水と火山灰が混じり合い,泥流となって一気に下流へ向かう火山泥流(ラハール)が発生することがあります。

3. お願い

 被災地付近で活動される皆様におかれましては,常に避難情報の収集にも努め,火山泥流(ラハール)が発生したとの情報を得た場合は,早めに避難して下さい。

グアテマラ日本国大使館

電話:2382−7300(代)