【安全情報5月分】当地報道より、殺人、強盗事件や自然災害など、5月に報じられた皆様の安全に関わる情報の概要をお知らせしています。
●サンホセ県
「サンホセ市内の空き地で焼死体発見」
5月1日明け方、サンホセ市サグラダファミリアの空き地で、焼死体が発見された。前日にそこで火事が起きたが、間もなく鎮火したという。被害者の身元は不明。
「30歳女性、警官に向け空砲を発砲」(発砲事件)
5月15日、アセリ市アセリ高校の前で、通学している生徒の母親(30歳)が同校職員に銃で撃ち殺すと脅迫したため、警察へ通報を行った。警官を見た母親は逃走と同時に銃で空砲を発砲したため、逮捕された。逮捕された女性と一緒にいた恋人も逮捕された。
「ホテルで男女1名が銃撃される」(銃撃事件)
5月18日午前10時半、サンホセ市内のホテルで喧嘩が起き、男女1名ずつが銃で撃たれて国立病院へ運ばれた。間もなく病院に銃を所持する男性が訪れたが、暴れたため警察に通報し、間もなく逮捕された。被害者を探しに病院までやってきたものとみられている。
「38歳男性、23歳女性、射殺される」(殺人事件)
5月18日午後9時、サンホセ市アティージョの飲食店前で、38歳男性と23歳女性が乗用車の脇に立っていたところ、バイクから降りた男性がいきなり両者を銃で撃ち逃走。被害者は間もなく死亡した。
「77歳男性、遺体で発見」(殺人事件)
5月22日夜、ゴイコエチェア市プラルのミニスーパー内で、77歳店主が遺体で発見された。前夜に泥棒が自宅兼店舗に侵入し、店主を窒息死させ、店内から現金や商品を奪って逃走した模様。翌日、店が一日閉まっており、不審に思った住民が中をのぞき込んで遺体を発見した。
「コカインを郵便で送っていた男性逮捕」(麻薬関連事件)
5月29日、アセリ市の住宅で、49歳男性がコカイン密輸の容疑で逮捕された。容疑者は2022年に、少なくとも5回は郵便でコカインを外国(タイ、サウジアラビア、南アフリカ、オーストラリア)に送っていた。1回に送る量は310〜1,040グラムで、シャツや望遠鏡、電球などに隠して送っていたという。
●リモン県
「24歳男性、21歳男性、射殺される」(殺人事件)
5月2日正午、リモン市で発砲事件が起きたと通報があり、警官が駆け付けたところ、水路にあったボート内に銃で撃たれた男性2名を発見。1人(24歳)は既に死亡しており、もう1人(21歳)は病院に運ばれたが間もなく死亡した。両者はリモンの組織犯罪グループのメンバーで、前者は少なくとも4件の殺人事件の容疑者とみられている。この事件の容疑者6名は間もなく逮捕されたが、逮捕される前に警官に向け発砲したため、銃撃戦となった。
「50代男性、射殺される」(殺人事件)
5月3日午後3時頃、グアシモ市の公道で、車を運転していた50代男性が、バイクに乗った男性2人組に銃で撃たれて殺された。本事件で今年の殺人事件は300件になった。
「25歳男性、射殺される」(殺人事件)
5月12日午前0時10分、シキーレス市の路上で、複数の友人と話していた25歳男性が、自宅に戻ろうと数メートル歩いたところを、複数の覆面男に銃で撃たれて殺された。
「61歳男性、射殺される」(殺人事件)
5月12日午後5時半、グアシモ市で、店内にいた61歳男性がその場にいた男性2人組と喧嘩になり、銃で撃たれて殺された。容疑者の2人組は一度逃走したが、間もなく警察に逮捕された。
「女性客、強盗犯に撃たれる」(銃撃事件)
5月18日午前9時過ぎ、マティナ市の靴屋に強盗犯1名が押し入り、店員を脅して店の現金と携帯電話を奪った。女性客は妊婦で床に伏せていたが、犯人に起き上がるよう命令され、立ち上がるところを銃で撃たれて怪我をした。
「26歳男性、射殺される」(殺人事件)
5月24日夜、ポコシ市の吊り橋で、26歳男性が銃で撃たれ殺された。被害者は現場に連れていかれ殺されたものとみられている。
「クーラーボックスからコカイン23キロ発見」(麻薬関連事件)
5月25日午後、リモン市モインの海岸付近で、車2台が停車しておりそこに5名男性がいたが、警察が職務質問をした際に、1台の車の中にあったクーラーボックス内から23キロのコカインを発見した。5名は逮捕された。
「男性2人組、銃で撃たれる」(銃撃事件)
5月30日午後3時、リモン市の小学校付近で、四駆車に乗った男性2人組が、別の車に乗った複数の男性グループから発砲され、両者ともに怪我を負った。四駆車は少なくとも30発撃たれたが、運転手は怪我をしながら運転を続け病院にたどり着いたという。
●プンタレナス県
「バー内で発砲事件」(銃撃事件)
5月5日未明、コレドーレス市のバーで、27歳男性が別の客に押されたことが原因で喧嘩になり、喧嘩相手と店内にいた別の4名に向け発砲し怪我を負わせた。
「35歳警察官、射殺される」(殺人事件)
5月8日午後6時、ケポス市で、仕事帰りの35歳治安警察官が、バイクに乗った男性2人組に銃で撃たれ殺された。今年に入り、殺された治安警察官は3名となった。
「太平洋沖で高速ボートから麻薬押収」(麻薬関連事件)
5月26日、太平洋沖(ゴルフォ・ドゥルセ入口から北西へ204キロ地点)で、2.5トンの麻薬を積んで走行していた高速ボートが発見され、乗組員のコスタリカ人兄弟(47歳、31歳)とニカラグア人(23歳)が逮捕された。逮捕された47歳男性には、麻薬密輸の前科があるという。押収された麻薬は、1包1キロのマリファナが2,024包とコカイン485包で合計2,509キロだった。サモラ治安大臣は国内消費用の麻薬だと言及した。今年だけで、治安省はコカイン4,817キロ、マリファナ4,500キロを押収した。
「29歳男性、射殺される」(殺人事件)
5月31日午前4時半過ぎ、ガラビト市ハコの自宅で、29歳男性がベッドで寝ていたところ、何者かに頭部を撃たれ殺された。被害者は同地で生まれ育ち、DJの仕事をしていた。
●アラフエラ県
「司法局職員、違法銃の所持」(発砲事件)
5月5日午前3時、サンカルロス市で、司法局に務める男性がトラック運転手と口論になり、トラックのフロントガラスに向かって発砲した。数時間後に司法警察が司法局職員宅の家宅捜索を行い、所持が禁止されている不法な銃を押収した。
「35歳男性、刺殺される」(殺人事件)
5月12日午前11時44分、サンカルロス市で、35歳ニカラグア人男性が刃物で刺されて死亡した。目撃者の話によると、被害者が加害者の所有物を盗もうとしたため、自己防衛のため相手を刺したという。
「女性警官、泥酔客に石を投げられ重傷」(傷害事件)
5月14日午後8時半、サンカルロス市のバーの前で喧嘩が起き大騒ぎになっていると通報を受けた警察が駆け付けた。泥酔して暴れていた男性を警察が逮捕しようとしたところ、男性は激怒し、足下の石を女性警官に投げつけた。石が目に当たり大怪我をした。
「40歳女性、暴行の末刺殺される」(殺人事件)
5月27日午前8時5分、ウパラ市の自宅兼美容院に28歳男性が押し入り、中にいた40歳女性を石で何度も殴りつけ、その後刃物でも刺して殺害した。被害者女性は犯人と過去に同棲をしており、娘も一人いるが、現在は別居していた。しかしあまりにもしつこいため、事件の5日前に法的に訴えたという。それが、犯人の逆鱗に触れ、今回の事件に至ったという。被害者女性の母親も犯行現場におり、殺害を防ごうとしたが、投げ飛ばされてしまった。
犯人は逃走したが、間もなく逮捕された。
●カルタゴ県
「61歳男性、殴殺される」(殺人事件)
5月5日午前11時、オレアムノ市のゲームセンターで、中国人男性の遺体が発見された。店が強盗に遭い、犯人に立ち向かったが殴殺されたものとみられている。
「Mutual銀行に強盗が入る」(強盗事件)
5月11日午前3時から4時の間にカルタゴ市のMutual銀行に泥棒が入り、アセチレンガスを使用し金庫を開け、現金を盗んだという。犯人は鉄柵を曲げて、窓から侵入した模様。被害総額は不明。
●グアナカステ県
「39歳女性、射殺される」(殺人事件)
5月2日午前2時20分、ニコヤ市ノサラの自宅で、39歳女性が中庭で銃で撃たれ殺された。少なくとも3人組の男性が住宅内に侵入しており、家の中はかなり荒らされていたという。犯人グループは、右の住宅に住んでいる男性を探していたが留守だった模様で、女性は逃げようとしたところを後ろから撃たれたという。被害者女性の息子(16歳)もいたが、無事だった。また、駆け付けた民間警備員も銃で脚を撃たれ怪我を負った。間もなく容疑者の5名は逮捕された。その内1名は、同地区で活動する麻薬密売グループのリーダーであった。
「16歳男性、射殺される」(殺人事件)
5月3日午後11時、リベリア市の34歳ニカラグア人女性宅を通りかかった車から発砲を受け、家の中にいた34歳女性と16歳男性に当たり、16歳男性は間もなく死亡、34歳女性は妊婦で腹部に怪我を負ったという。
「住宅内からの麻薬押収」(麻薬関連事件)
5月24日、サンタクルス市の住宅に司法警察が家宅捜索に入り、停車してあった車2台からコカイン409包を押収し、住宅内にいた女性1名と男性2名を逮捕した。5月13日に同市の滑走路で小型飛行機が発見され、麻薬は見つからなかったものの、大量の燃料が見つかり、その後の捜査で今回の麻薬押収に至った。
●エレディア県
「20歳男性、射殺される」(殺人事件)
5月5日正午、サラピキ市で、20歳男性が銃で撃たれ殺される事件が起きた。被害者は車を運転中に発砲され逃げようとして車から降車。約800m走ったが、撃たれたものとみられている。遺体から800m先に銃弾の跡が見られる車が発見された。
「21歳女性、冷蔵庫の中から遺体で見つかる」(殺人事件)
2月21日から行方不明になっていた21歳女性の遺体が、5月16日にサンパブロ市の住宅の庭に放置されていた冷蔵庫内から発見された。容疑者は被害者の同棲相手の25歳男性で、以前住んでいたサンラファエル市の自宅で女性を殺害後、遺体を切断し冷蔵庫内に隠した模様。4月上旬にサンパブロ市へ引っ越したが、遺体が入った冷蔵庫も一緒に運んだという。尚、冷蔵庫は庭に放置されており、電源も入っていなかった。また、遺体の一部は、殺された現場近くのコーヒー畑内からも発見されたという。
【お問い合わせ先】
在コスタリカ日本国大使館 領事班
Tel:(506)2232-1255 Fax:(506)2231-3140
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