邦人被害(乗車中の強盗事件の発生)

 以下のとおり、邦人が被害者となる乗車中の強盗事件が発生しましたので、お知らせします。

1 発生日時

 2月29日(木)午後8時頃

2 発生場所

 サンパウロ市ブルックリン地区ジョルナリスタ・ホベルトマリーニョ通り(Av. Jornalista Roberto Marinho)のピニェイロス川から約2キロ手前の交差点

3 事件概要

 邦人被害者が車を運転して上記場所を一人で走行中に、信号待ちで停車した際、助手席側の窓ガラスを突如何者かに割られ、エアコン吹き出し口にナビとして設置していたスマートフォンを強奪された。

 上記場所は片側4車線で、被害者は右から2車線目を走行しており、被害にあった交差点では前から3番目に停車し、左右前後は隙間なく埋まっていた。

 賊は男1名であり、車両の右後ろから被害者の車に近づき、窓ガラスを破壊した。窓ガラスにはスモークフィルムが貼ってあったため、ガラスの飛散は最小限に抑えられ、邦人被害者に人的被害はなかった。

4 被害品

 スマートフォン

5 防犯対策

(1)車両での移動時、特に渋滞時や信号待ちの際は、周囲に不審な車・バイク・人物がいないか等、細心の注意を払ってください。

(2)特に夜間や交通量が少なくなる時間帯は、強盗被害に遭うリスクが高くなるため、可能な限り同時間帯の移動は避けるようにしてください。ただし、その他の時間帯や条件下(たとえば周りに多くの車が走行している場合)でも被害は起こり得るため、警戒心を維持してください。

(3)賊に手渡すための財布やある程度の現金を準備しておいたり、パスポートやカード類等の貴重品を車内の足下やトランク内に隠し置くのも一つの方法です。

(4)万が一事件に巻き込まれた際は、抵抗を試みると命の危険もあることから、素直に犯人の要求に従い、逃走・抵抗またはそれと誤解されるような素早い動きは絶対にしないでください。

(5)過去にブラジルの各公館から発出された安全情報は、外務省の海外安全ホームページ上で履歴を確認することができます。また、当館ホームページ上では「安全の手引き」「邦人被害事例集」の資料を掲載しています。

これらの資料も安全対策のご参考に是非ご活用ください。

海外安全ホームページ、安全情報発出履歴リンク:https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMail.html?countryCd=0055

●当館ホームページ、「安全の手引き」、「邦人被害事例集」の資料リンク:

https://www.sp.br.emb-japan.go.jp/itpr_ja/SegSP_jp.html

※「たびレジ」簡易登録された方でメール配信を停止したい方は、以下のURLから停止手続きをお願い致します。

  https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delite

※ ご帰国、他国に転居等されておられ、帰国(転居)届がお済みでない場合は、誠に恐れ入りますが、以下のとおり手続きをお願いします。

<帰国>

 紙で在留届を提出された方は、当館にFAX・メール等で帰国届を提出して下さい。

 ORRnetを利用されている方は以下のURLから手続きをお願いします。

  https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html

<転居>

 最寄りの在外公館に紙で提出するかORRnetを利用して在留届の提出をお願いします。

 ※ 災害や騒乱等が発生した際、ご家族、ご友人、同僚を守るため、一人でも多くの方に安全対策に関する情報が届くよう、在留届(3ヶ月以上の滞在)の届出、又はたびレジ(3ヶ月未満の滞在)の登録を、お知り合いの方や出張者・旅行者にご案内いただけますようお願いいたします。

【問い合わせ先】

 在サンパウロ日本国総領事館 領事部

  電 話  (55-11)3254-0100

  メール  cgjassist@sp.mofa.go.jp

  ホームページ https://www.sp.br.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html