注意喚起:オランダ国内におけるテロ脅威度の引き上げ

【ポイント】

●本日、オランダ司法・安全省テロ対策調整官組織がテロ脅威度を上から2番目の「substantial(相当)」へ引き上げました。

【本文】

 12月12日、オランダ司法・安全省テロ対策調整官組織(NCTV)は、オランダにおけるテロ脅威度を現在の脅威レベル5段階中の上から3番目の「Significant(顕著)」から、上から2番目の「substantial(相当)(オランダにおけるテロ攻撃の現実的な可能性がある。現実に発生すると判断する相当程度の脅威がある。)」へ引き上げました。

 NCTVは、イスラエルパレスチナ自治区での衝突、オランダを含む近隣諸国でのテロ攻撃、コーラン毀損等が発生していることから、テロ組織による攻撃の脅威が増大していると評価しています。

 オランダにおいては、2019年3月に発生したユトレヒト市内のトラム車内における銃撃事件以降テロは発生しておりませんが、これまでにテロを計画した者が逮捕されており、反イスラム教団体がコーランを毀損する等の事案も発生しています。テロはどこでも起こり得ることを十分に認識し、当地に渡航・滞在を予定されている方または滞在中の方は、以下の対策をお願いします。

(1)報道等により最新の関連情報の入手に努める。

(2)人が多く集まる場所、宗教関連施設、政府関連施設(特に軍、警察、治安関連施設)等は、標的となりやすいことを十分認識する。

(3)上記(2)の場所を訪れる際には、周囲の状況に注意を払い、不審な人物や状況を察知したら速やかにその場を離れる、できるだけ滞在時間を短くする等の注意に加え、その場の状況に応じた安全確保に十分注意を払う。

(4)現地当局の指示があればそれに従う。特にテロに遭遇してしまった場合には、警察官等の指示をよく聞き冷静に行動するように努める。 

 以下の外務省ホームページの「海外安全」にて、海外安全パンフレット・資料が確認できますので、ご参考としてください。

 https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/pr/pub/pamph/index.html

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