【安全情報】タクシーの高額請求にご注意ください

【ポイント】

　主に空港や観光地からタクシーを利用した際、降車時に高額な運賃の請求をされたとの報告が増えています。

　タクシーを利用する場合は、あらかじめ運賃や車両情報等が明示されている「タクシーアプリ」を使用することをおすすめします。

※※一方で、最近では「タクシーアプリ」の車を装って乗車させたり、アプリで集客して仲間の別の車に乗せるといった悪質な手口も報告されています。必ず自身のアプリで手配した車（運転手）かどうか確認して乗車するように注意してください※※

【内容】

−タクシー利用時の注意点−

●インターネットに接続可能であれば、乗車前に目的地までの乗車料金や経路が確認できるタクシーアプリを利用してタクシーを呼ぶことをおすすめします。

●乗車する車種や時間帯などにより料金は変動しますが、タクシーアプリを使用した場合、空港から市内中心部まで（約16km）は、30ラリ〜50ラリ程度が相場です。

※※相場はあくまで参考です。この額の範囲でなければ違法又は不当な請求という意味ではありません※※

●空港、駅、観光地では、いわゆる“流し”のタクシー運転手が外国人を見ると親しげに声をかけてきますが、乗ってみると英語がほとんど通じない（又は通じないふりをする）場合がほとんどであり、トラブル防止のため安易に応じないことが無難です。

●やむを得ず“流し”のタクシーを使用する場合は、必ず先に運転手に目的地を告げた上で料金を確認し、相互に納得した上で乗車するようにしてください。

※※ただし、最初に金額を確認しても、所要時間や渋滞などを理由として当初の金額以上を要求されることも珍しくありません※※

●日本のような距離等に応じて一定の運賃を設定する制度はないため、先に運賃を確認することなく乗車した結果、下車時に請求された額が高額と思っても必ずしも詐欺等の犯罪には該当しません。

●悪質なドライバーの場合、要求した料金を支払うまで下車させないこともあるため、身の安全のためにできるだけ複数人でタクシーに乗車することもご検討ください。

−タクシー以外の交通機関の利用（空港発の場合）−

●時間に余裕がある場合は、市内中心部行き公共バス（路線番号337）を利用することもご検討ください。

□海外旅行時の安全対策の基本については、こちらをご参照ください。

「海外安全虎の巻 2023」

□事故や緊急事態に遭遇した場合は、すぐに警察・消防・救急【１１２】に通報してください。

☆ジョージア内務省（警察）では、”緊急通報アプリ”「112 GEORGIA」

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