イスタンブールにおけるタクシー料金詐欺の発生

●今般、タクシーから降車時にクレジットカードにて乗車賃を支払ったところ、事後、請求額より高額な乗車賃が引き落とされる詐欺事案が発生しました。

●タクシー乗車に際しては、次の点にご注意ください。

(1)流しのタクシーは利用せず、滞在先のホテル受付や住居フロント等を通じてタクシーを呼ぶ。

(2)乗車時には料金メーターが稼働していることを確認する。

(3)カードで支払う際には、必ず決済端末に表示された金額を確認してからカードを読み込ませる。

1 今般、日本人観光客がタクシーを利用し、降車時にクレジットカードにて支払ったところ、事後、請求額より高額な乗車賃が引き落とされる詐欺事案が発生しました。

 具体的には次のとおりです。

(1)帰国するため旧市街にてタクシーに乗車し、イスタンブール空港にて降車した。乗車したタクシーはメーターが稼働していなかった。

(2)降車時、口頭にて900リラと言われたので、クレジットカードにて支払った(決済端末は確認せず)。

(3)決済端末から印字されるレシートを要求したが、印字できないと言われ、レシートはもらえなかった。

(4)帰国後、カード会社の明細を確認したところ、約1万リラが請求されていることが判明した。

2 つきましては、イスタンブールにおいてタクシーに乗車する際には、以下のような対策を心がけてください。

(1)流しのタクシー(特にドアの部分や助手席前面にタクシーの所属会社の名前や番号が書かれていないもの)は利用せず、滞在先のホテル受付や住居フロント等を通じてタクシーを呼ぶ。

(2)乗車時にはバックミラーに表示されるタクシー料金メーターが稼働していることを確認する(稼働していない場合、運転手に稼働させるよう言う、それでも稼働させない場合にはすぐに降車する)。

(3)カードで支払う際には、必ず決済端末に表示された金額を確認してからカードを読み込ませる。

2023年6月5日

イスタンブール日本国総領事館

代表電話:+90-212-317-4600

FAX:+90-212-317-4604

メール:ryoji@it.mofa.go.jp

総領事館ホームページ:https://www.istanbul.tr.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/

〇外務省海外安全ホームページhttps://www.anzen.mofa.go.jp

※このメールは、在留届にて届けられたメールアドレス及び「たびレジ」に登録されたメールアドレスに自動的に配信されております。

※災害や騒乱等が発生した際、ご家族、ご友人、同僚を守るため、一人でも多くの方に安全対策に関する情報が届くよう、在留届(3か月以上の滞在)の届出、又はたびレジ(3か月未満の滞在)の登録を、お知り合いの方や出張者・旅行者にご案内いただけますようお願いいたします。

※「たびレジ」簡易登録をされた方でメールの配信を停止したい方は、以下のURLから停止手続をお願いいたします。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg