ウエストナイル熱に対する注意喚起

【ポイント】

●今夏、コロラド州におけるウエストナイルウイルスへの感染者数は過去５年の平均値を大きく上回っています。

●コロラド州当局は、ウエストナイルウイルスへの感染のピークをこれから迎えるとして注意喚起しています。

【本文】

●ウエストナイル熱に対する注意

コロラド州保健当局は、８月２１日現在の情報として、コロラド州における２０２３年のウエストナイルウイルスへの感染者数を６６人（うち入院が必要な方が３８人、死亡した方が２人）と公表しています。この数値は、過去５年の同期までの平均値を大きく上回っています。

また、同局は、例年、ウエストナイルウイルスへの感染は８月から９月に掛けてピークを迎えるとして、感染予防のために以下の点に注意するよう呼び掛けています。

・屋外では、防虫スプレー（DEET（ディート）、Picaridin（ピカリディン）、IR3535、Lemon Eucalyptus Oil（レモン・ユーカリオイル）、又はパラメンタンジオール成分を含有したものなど）を使用する。

・蚊の活動が活発になる明け方と夕暮れ時には屋外での行動は控える。

・蚊の活動が活発な場所では、肌の露出を避ける服装にし、さらに服の上からも防虫スプレーを使用する。

・住居の周囲に水たまりができないようし、窓やドアのスクリーンを設置したりすることで蚊から住居内を守る。

本件に関する詳細は、以下のウェブサイトをご参照ください。

【Colorado Department of Public Health and Environment】

また、ユタ州、ニューメキシコ州及びワイオミング州におけるウエストナイルウイルス関連情報は以下の各州当局のウェブサイトをご参照ください。

【Utah Department of Health and Human Services 】

【New Mexico Department of Health】

【Wyoming Department of Health】

その他の関連ウェブサイトもご参照ください。

【米国疾病予防管理センター（CDC：Centers for Disease Control and Prevention）】

【厚生労働省: ウエストナイル熱について】

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