【安全情報】ヘルシンキ市内における路上強盗事件の増加

●警察によると、今年に入ってからヘルシンキ市内で110件の路上強盗事件が発生しています。

●高価なバッグや衣類を身につけている場合、強盗被害に遭う可能性が高まりますので十分に注意してください。

　警察によれば、半年の間にヘルシンキ市内で発生した未成年による路上強盗は110件発生しており、今年に入ってから路上強盗事件が急増しているとのことです（2022年は160件、2021年は60件）。

　路上強盗は暴力や脅迫を伴って行われており、被害者は主に若者ですが、大人が被害者になることもあります。また、被害者は高価なバッグや衣類を身につけていることが多いです。ヘルシンキ市内のどこでも路上強盗は発生しうるため、中心部、郊外、ショッピング・センター等、どこにいても強盗被害を受けないよう注意を払う必要があります。

　昨今、ヘルシンキ以外の都市でも強盗傷害事件がしばしば発生しており、当国報道で取り上げられています。幸い、これまで日本人が強盗事件に巻き込まれたという情報に当館は接していませんが、治安が良くない地域（夜間のヘルシンキ中央駅、カイサニエミ公園、ソルナイネン駅周辺）を避け、当国在住の在留邦人の方、夏休みシーズンに当国へ旅行予定の方は犯罪被害に遭わないよう十分に注意してください。万が一、犯罪被害に遭った場合は当国の緊急連絡センター（電話番号１１２）へ通報してください。

○当館では在留邦人及び旅行者の犯罪・事故被害情報の収集・分析を行っています。犯罪・事故被害に遭遇した場合は、警察当局へ届け出るとともに当館へもお知らせ願います。

（参考情報）

■安全の手引き

　https://www.fi.emb-japan.go.jp/files/100149657.pdf

■犯罪被害に遭ったとき（警察への通報等）

　https://www.fi.emb-japan.go.jp/itpr_ja/ryoji-criminaldamage.html

■フィンランドでの落とし物

　https://www.fi.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00305.html

■日本への医療搬送

　https://www.fi.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00481.html

■当国旅行中の邦人のご不幸に伴う手続

　https://www.fi.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00522.html