治安情報 強盗被害の多発

6月12日(月)深夜(詳細な時間は不明)クリチバ市バカシェリ(Bacacheri)地区で警察との銃撃戦が発生しました。

クリチバ市内のメルセス(Merces)地区及びキリストレイ(Cristo Rei)地区で複数回強盗被害が発生したと警察に通報がありました。マノエルリバス大通り(Avenida Manoel Ribas)では商店の他、薬局、キリストレイ地区ではガソリンスタンドが強盗の被害にあった模様。

通報を受け、警戒中の警察車両がバカシェリ(Bacacheri)地区のコロンビア通り(Rua Colombia)、メキシコ通り(Rua Mexico)付近の交差点で怪しい動きの車両に職務質問を行おうとしたところ警察車両に向け拳銃を発砲し警察官と銃撃戦となり犯人と思われる男が負傷しました。また、乗っていた車両で逃走を試みたが警察車両に衝突した。

被害に遭ったガソリンスタンドの従業員は、犯人は乗ってきた車両を路上駐車し、一人は目出し帽をかぶり拳銃を手に持ち店内に押し入ってきた。従業員に店内のカウンター奥に行くよう指示し、レジ内の現金と高級酒を搾取し逃走したとの事。

https://www.bandab.com.br/seguranca/jovem-e-comparsa-sao-baleados-em-confronto-no-bacacheri/

今回は、深夜に強盗を繰り返し行っていた犯人が警察と銃撃戦となる事件です。このような犯罪被害に遭遇しないために、深夜の外出はなるべく控えるようにして下さい。また、常に警戒心を持って行動し、日常生活においても、犯罪者のターゲットにならないために「自分だけは大丈夫」ではなく「自分も被害に遭遇するかもしれない」という意識が大切です。また、今回の強盗犯は拳銃を所持していたとされておりますが、ブラジルで発生する強盗事件のほとんどが銃や刃物を携行して犯行に及んでおります。命にかかわる事態とならないよう、金品の要求等には抵抗せず従うようにして下さい。もし不幸にも窃盗や強盗の被害に遭われた方は最寄りの警察署に被害届を提出の上、当館にもご一報いただけますと幸いです。

注意事項

1 スマートフォンの路上や歩道での操作は控えてください。

2 ネックレス、ブレスレット、時計、指輪など狙われやすいものはなるべく身につけないでください。

3 運転時を含め、外出時には周囲への警戒を怠ることが無いようにしてください。

4 外出する際の持ち物は必要最小限に留め、貴重品は分散して携行するようにしてください。

5 強盗の被害に遭遇してしまった場合、決して抵抗せず強盗の要求に従ってください。

6 人が少ない日曜や早朝、夜間の徒歩での移動は避けてください。

7 発砲音が聞こえた方向には近づかないでください。

(問い合わせ先)

クリチバ日本国総領事館

−電話:41-3322-4919

−e-mail:setorconsular@c1.mofa.go.jp