○5月21日、ブラジル国家衛生監督庁(ANVISA)は、世界保健機関(WHO)が新型コロナウイルス感染拡大を受けて発出していた「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態宣言」を解除したことに伴い、ブラジルへの渡航者に対する入国制限措置を終了し、ワクチン接種証明書もしくはPCR検査の陰性証明の提示を求めない旨発表しましたのでお知らせします。
・国家衛生監督庁(ANVISA)のプレスリリース
(プレスリリース要約)
新型コロナウイルス:外国人渡航者に対するブラジル入国制限措置の終了について
5月21日以降、ブラジルに入国する外国人渡航者に対する新型コロナウイルスに係わる検疫措置は撤廃されている。今般、世界保健機関が国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態の宣言を終了したことを受けて、国家衛生監督庁(ANVISA)は抗原検査又はRT-PCR検査陰性証明書の提示を求めないこととした。
海上クルーズ船での旅行者の乗船、下船、および輸送に関する衛生要件は、5月15日の「Collegiate Directory Resolution(RDC)789/2023」により、撤回されている。
また、国内の空港施設とブラジルの航空会社の機内に関する措置について、RDC 684/2022が5月21日に執行期間満了により失効した。
上記変更は、WHOが新型コロナウイルスによる国際的緊急事態の終結を宣言したことを受け、大部分の国が決定した内容と同様である。 ワクチン接種証明書を義務付けている唯一の国である米国も5月12日付けで旅行者の入国制限を撤廃済みである。 また、英国、スペイン、ポルトガル、ドイツなど欧州のほとんどの国も2022年に入国制限を解除済みである。
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