(注意喚起)(第2報)強いトロピカルサイクロンの接近

○ポイント

モーリシャスの北にある強いトロピカルサイクロンが西南西進し、明日2月21日(火)夜にマダガスカル中東部に上陸する見込みです。

●新聞、ニュース、インターネット等から当該サイクロンに関する情報収集に努めて頂き、万が一近辺を通過するような場合には、不要不急の外出を控えるなど自らの身の安全の確保に十分にご留意ください。

○本文

 報道によると、モーリシャスの北にあるある強いトロピカルサイクロンが、勢力を保ちつつ西南西進し、明日2月21日(火)夜にマダガスカル東部のマナンジャリー付近から上陸し、ムルンベ方面へ向けて横断し、23日(木)の朝に洋上に抜ける見込みです。

 当該トロピカルサイクロンの上陸時の勢力は、平均風速175km/h、最大風速245km/hと予想されており、中東部から南西部を中心に、強風、集中豪雨や洪水、高潮・高波により甚大な被害が発生する恐れがあり注意が必要です。

 つきましては、当該トロピカルサイクロンの予想進路についての情報(下記URL等)をご確認頂きますとともに、新聞、ニュース、インターネット等から関連情報の収集に努めて頂き、万が一近辺を通過するような場合には、不要不急の外出を控えるなど自らの身の安全の確保に十分にご留意ください。また、飲料水、医薬品、備蓄用食糧等(缶詰、インスタント食品、保存食等)を準備して頂き、緊急事態に備えてください。

《 熱帯低気圧及びサイクロンに関する参考ウェブサイト 》

マダガスカル天気サイト:https://www.meteomadagascar.mg/cyclone/(フランス語)

サイクロン情報サイト:http://www.meteofrance.re/cyclone/activite-cyclonique-en-cours(フランス語)

【上陸前の備え】

(1)報道及び関係機関から最新の情報を収集する。

(2)停電に備え、懐中電灯、ライター、ろうそく、携帯ラジオ、予備の電池等を準備するとともに、1〜2週間分の飲料水・食料を確保・備蓄する。

(3)避難することも想定し、旅券、現金、雨具、携行用の水、食料等を準備し、いつでも持ち出せるようにしておく。

(4)強風で飛ばされそうなものは、屋内に移す又は固定する。

(5)避難場所や避難コースを確認しておく。

(6)車両に給油をしておく。

(7)家族等に緊急連絡方法や避難場所の確認を行う。

(8)沿岸部に居住・滞在の場合は高潮の発生にも注意し、あらかじめ安全な内陸部への避難を検討する。

【上陸以降の対応】

(9)報道及び関係機関から最新の情報を収集する。

(10)外出は控える。

(11)現地当局からの避難勧告や指示に従う。また、避難後に大使館へ連絡する。

(12)台風通過後も地盤のゆるみに伴う土砂崩れ等の二次災害にも十分注意する。

(13)被害が発生している地域においては、略奪等の治安悪化の可能性にも十分注意する。

(14)被災地では、インフラの破壊(電気や水など)、物資供給不足、各交通機関の乱れ、電話等通信網の断絶等が発生しているおそれがあるため、被災地を訪れる場合には、情報収集を行いつつ慎重に検討する。

 万一災害に巻き込まれた場合は、現地の気象当局等が発表する警報等にしたがって安全確保に努めるとともに、日本の留守家族、大使館(下記連絡先参照)までご連絡ください。

 また、邦人が被害に遭ったとの情報に接した場合も、大使館にご一報ください。

※このメールは在留届、たびレジに登録されたメールアドレスに配信されております。

※「たびレジ」簡易登録をされた方で、メールの配信を変更・停止されたい場合は、以下の URL から停止手続きをお願いいたします。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delete

※災害や騒乱等が発生した際、ご家族、ご友人、同僚を守るため、一人でも多くの方に安全対策に関する情報が届くよう、在留届(3か月以上の滞在)の届出、又はたびレジ(3か月未満の滞在)の登録を、お知り合いの方や出張者・旅行者にご案内いただけますようお願いいたします。

【問い合わせ先】在マダガスカル日本国大使館領事班

代表電話:+261(0)20−22−493−57

緊急電話:+261(0)32−07−072−11(※開館時間外に緊急でお困りの方)

大使館ホームページ:http://www.mg.emb-japan.go.jp/jp/index.html

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