●本日（１０月２５日火曜日）、地域抵抗委員会等は、国軍による政権奪取事案に抗議するデモの実施を呼びかけています。本日１０月２５日は、国軍による政権奪取事案からちょうど１年の節目の日に当たるため、デモが大規模になることが予想されます。
●地域抵抗委員会の呼びかけによると、ハルツーム市においては、デモ隊は午前１１時頃からStation 7（大使館から南方約７ｋｍ）、Al Blabil交差点（大使館から南東約４ｋｍ）、Al Remaila(大使館から南西約４ｋｍ)、及びAl Sahrij Station（大使館から南方約４ｋｍ）に集合し、一旦Bashadar（大使館から約３ｋｍ）に集まった後、まとまって大統領宮殿に向かう模様です。
●また、オムドゥルマン市においては、デモ隊はオンドゥルマン各地から国民議会に向かい、その後大統領宮殿に向かう模様です。バハリ市（北ハルツーム）においては、デモ隊はAloassaに集合する模様です。
●そのほか、本日はスーダン各地で大規模デモが行われる予定であり、デモ隊と治安部隊との衝突が複数箇所で発生する可能性が否定できません。
●午前９時地点でハルツーム中心部に向かう全ての橋が封鎖されているほか、軍総司令部付近の道路も閉鎖されています。今後更なる道路の閉鎖が予想されるほか、インターネットや電話回線が遮断される可能性も否定できません。
●治安部隊は催涙弾等使ってデモ隊を制圧しており、２０２１年１０月２５日から現在まで１１８名の方が亡くなっています。
●デモの行われている場所、またその周辺は、巻き添え被害に遭う可能性が非常に高く大変危険ですので、邦人の皆様におかれましては、デモ等によって人が集まる場所、逃げているデモ隊には決して近づかないでください。万が一、デモ、または、逃げているデモ隊に鉢合わせましたらその場から急いで離れる、障害物に身を隠すなど、自らの安全を守る行動をとるようにお願いいたします。
