【注意喚起】イランにおける抗議活動の発生(その3)

イランにおいて、ヘジャブ指導を受けた女性の死亡に対する抗議活動がテヘラン市含むイラン全土で継続しており、引き続き不測の事態に巻き込まれないよう十分な注意が必要です。

1 イランにおいて、ヘジャブ指導を受けた女性の死亡に対する抗議活動が9月16日以降発生しており、特に9月19日以降はテヘラン市ほかイラン各都市の主要道路・広場において、抗議活動が散発的に発生し、複数の死傷者及び拘束者※が発生しています。また、イラン全土で当局のインターネット規制によるものとされる通信障害も発生している模様です。

※9月27日付の海外メディアの報道は、今次抗議活動によりイラン全土で少なくとも76名が死亡した旨報じています。

2 テヘラン市内においても夕刻(概ね18時頃)以降、テヘラン市北部のタジリーシュ広場などの広場や大学等においてデモが行われているほか、テヘランのその他の地区及びイラン各地での抗議活動の発生が報じられており※、インターネット通信が不安定な状況が続いております。

※9月28日付報道では、27日、テヘラン市東部のナールマク(ハフトホウズ広場、サマンガン地区)、テヘラン・パールス、テヘラン市西部のサーデギーエ、キャラジ市のゴウハルダシュト(ラジャーイシャフル)地区、サナンダジ、タブリーズ、シーラーズ、マシュハド等で抗議活動が行われたとされています。

3 つきましては、イランに渡航・滞在を予定している方及び既に滞在中の方は、上記情勢に留意の上、不測の事態に巻き込まれないよう当面の間、幅広く最新の情報の入手に努めつつ行動してください。また、抗議に参加する意図はなくとも、抗議活動の現場においてデモ隊と治安当局の衝突等に巻き込まれるおそれがあるため、抗議活動が行われている場所には近づかないなど、自らの安全確保に努めてください。

4 当地滞在中の邦人の方で、邦人の被害を知り得た方は、以下大使館代表電話に連絡をお願い致します。

5 連絡先及び問合せ先

在イラン日本国大使館 領事班

電話:+98-021-22660710(代表)

FAX :+98-021-22660746

e-mail: consular@th.mofa.go.jp

HP: http://www.ir.emb-japan.go.jp/jp/index.html

※ このメールは、在留届にて届けられたメールアドレス及び「たびレジ」に登録されたメールアドレスに自動的に配信されております。

※ 「たびレジ」簡易登録をされた方でメールの配信を停止したい方は、以下のURLから停止手続をお願いいたします。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delete