新型コロナウイルス(8月9日及び10日付マーシャル政府発表について)

●8月9日及び10日付のマーシャル政府からの新型コロナウィルス市中感染に関する各種発表についてお知らせします。

1 国内感染状況:8月9日保健・福祉省発表

2 新型コロナウィルス市中感染に迅速に対応するための措置(新型コロナウィルス公衆衛生警報第2報:8月9日付国家災害委員会(NDC)発表

3 代替保健サービス施設(Alternate Care Sites:ACS):8月9日及び10日付保健・福祉省発表

4 離島への貨物及び補給物資の配送に関する報道発表:8月9日付官房長官室発表

5 マーシャルーフィジー間の臨時航空便運航に関する報道発表:8月9日付官房長官室発表

1 国内感染状況:8月9日15:00現在

(1)24時間以内の新規感染者数

  マジュロ(53名)、クワジェリン(1名)、その他離島部(0名)

(2)入院者数

  マジュロ(7名)のみ

(3)死者数

  マジュロ(1名)のみ

●本情報の本文は、以下URL(保健・福祉省Facebookページ)からご確認ください。

URL:https://www.facebook.com/photo/?fbid=428908582600085&set=pcb.428908735933403

2 新型コロナウィルス市中感染に迅速に対応するための措置(新型コロナウィルス公衆衛生警報第2報:8月9日付国家災害委員会(NDC)発表

※8月8日付NDC発表の更新版です。

※本件に関する更なる情報は、ラジオ、携帯電話テキストメッセージ、報道発表及び記者会見を通じて、少なくとも24時間ごとに提供される予定ですので、最新情報を入手され、対応されるようお願いします。

(1)社会的に比較的軽微な影響を及ぼす事項(第1報からの変更点はありません)

  ア 学校は今後2か月間、閉鎖される。

  イ 病院及び公衆保健サービスは、今後2ヵ月間、業務の見直し(調整)を行う。

  ウ 新型コロナ・コミュニティワン・ストップ・ショップ(保健関連サービスを提供する代替施設:コミュニティレベルでの検査・治療施設として機能し、個人が新型コロナの感染検査と治療を受けられるようになる。重症化するリスクが中程度から高い人に対し効果的な治療薬が提供される予定)は、今後2〜3日以内に業務を開始する。

  エ (コミュニティにおける)新型コロナワクチン接種会場は明日から業務を開始する。

(2)市民に対するアドバイス(第1報からの追加項目は下記オ〜ケです)

  ア 現時点においては、市民は冷静に対応するとともに、NDCからの最新情報の入手に努めることが求められる。

  イ 手指の衛生管理及び身体的接触の制限を励行すること等、社会的に責任ある行動をとり、各家庭における脆弱な家族を守る。

  ウ 衛生上の注意及び政府による指示に留意する。

  エ 公衆衛生対策を遵守する。

  オ 屋内外にかかわらず公共の場ではマスクを着用する。

  カ 手指の衛生管理をきちんと行う。

  キ 人混みを避け、公共の場では社会的距離(例えば)他の人から6フィート(約1.8メートル)を保つ。

  ク ワクチン接種、追加接種を受ける。

  ケ 治療薬を利用する(特に医療専門家のアドバイスがある場合)。

  コ 今後2か月間、マスク着用の義務に従う。

  サ 追って通知があるまでの間、海路及び空路での離島部への渡航は制限される。

  シ 離島への貨物と補給物資の配送は許可を得て行われる(詳細は以下5参照)。

  ス 業務や営業は通常どおり引き続き行われる。

  セ NDCは、市民に対して、手指の衛生管理、咳及びくしゃみの際のエチケット(他の人との)身体的な距離を保ち、定期的に(テーブル等)表面を清潔に保つ様引き続き推奨する。

●本情報の本文は、以下URL(当館ホームページ)からご確認ください。

URL:https://www.mh.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00430.html

3 代替保健サービス施設(Alternate Care Sites:ACS):8月9日及び10日付保健・福祉省発表

(1)マジュロ病院は8月9日以降一般市民の診療受付を停止するが、代替保健サービス施設(Alternate Care Sites:ACS)(別称:新型コロナウイルス感染検査及び処置施設:COVID-19 Test to Treat sites)が8月10日から業務を開始する。同代替施設の主目的は、迅速な医療を提供するべく積極的な検査と処置を施すことである。ワクチン接種は現時点は第ニ義的な位置付けではあるが、検査の結果陰性で接種が必要な個人に対してはワクチン接種が行われる予定。

(2)以下の3箇所代替保健サービス施設において、2022年8月10日から業務が開始される。

  ア マーシャル諸島高校(MIHS)(公邸所在リタ地区):午前10時〜午後10時

  イ デラップ公立小学校(DES)(大使館所在デラップ地区):午前10時〜午後10時

  ウ (マジュロ病院隣接)テニスコート:夜間の時間帯に業務を行う

   これらの施設び全ての公共の場においてはマスク着用が義務付けられる。

(3)上記施設では、生後6か月以上の個人に対する新型コロナワクチン接種が行われ、対象者は、妊娠期間に拘わらず全ての妊婦を含み、また、心臓疾患、糖尿病、肥満症、癌、肺疾患等の疾病を持つ個人も対象である。また、65歳以上の個人はワクチン接種を受けることが強く推奨される。

●本情報の本文は、以下URL(保健・福祉省Facebookページ)からご確認ください。

URL:https://www.facebook.com/photo?fbid=428906025933674&set=pcb.428906345933642

4 離島への貨物及び補給物資の配送に関する報道発表:8月9日付官房長官室発表

 マジュロから離島部への全ての渡航を暫時停止する措置に伴い、離島部への生活上不可欠な貨物及び補給物資の配送は、NDCに対し、文書乃至Eメールにより申請し、承認を得て行われる(回答まで2〜3営業日)。海路及び空路による生活必需物資の配送に係る、全ての乗組員が遵守すべき運用規則(protocol)が作成される。

●本情報の本文は、以下URL(当館ホームページ)からご確認ください。

URL:https://www.mh.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00431.html

5 マーシャルーフィジー間の臨時航空便運航に関する報道発表:8月9日付官房長官室発表

(1)8月11日、医療処置を要する患者をフィジーに移送することを目的とするフィジー・エアウェイズのチャーター便がマジュロ空港に到着予定である。フィジーからの同便に搭乗する保健・福祉省及び教育庁の職員を含む32名は、マジュロで降機する予定。

(2)同便搭乗者が遵守する運用規則(protocol)には以下が含まれる。

  ア 到着時のコロナウイルス感染検査の受検

  イ 陰性の場合、コミュニティ内での行動制限の下で5日間の自宅隔離が求められ、同隔離期間満了後に再度感染検査を行う。

  ウ その結果が陽性の場合、更なる感染確認及び処置のために保健・福祉省に委ねられる。

(3)今や、市中感染が発生しているため、本グループ及び今週マジュロに到着予定の改訂自由連合協定(コンパクト)交渉代表団に対し、通常指定施設において10日間厳重に行われている検疫隔離を行うことには、最早合理性がない。

●本情報の本文は、以下URL(当館ホームページ)からご確認ください。

URL:https://www.mh.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00432.html

このメールは、在留届にて届けられたメールアドレス及び「たびレジ」に登録されたメールアドレスに自動的に配信されています。

在マーシャル日本国大使館

※「たびレジ」簡易登録をされた方でメールの配信を停止したい方は、以下のURLから停止手続きをお願いいたします。

URL:https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delete

※災害や騒乱等が発生した際、ご家族、ご友人、同僚を守るため、一人でも多くの方に安全対策に関する情報が届くよう、在留届(3か月以上の滞在)の届出、又はたびレジ(3か月未満の滞在)の登録を、お知り合いの方や出張者・旅行者にご案内いただけますようお願いいたします。