12月22日、ベッテル首相及びレナート保健相は会見を行い、オミクロン株による新型コロナウイルス感染の急速な拡大が懸念されているとして、新たな規制措置を発表しました(12月17日に施行された新型コロナ法を現在の状況に合わせて修正し、24日に国民議会において採決を行い、25日から施行予定)。新たな規制措置の概要は以下のとおりです。
なお、現時点までにルクセンブルクで報告されているオミクロン株の感染症例は5件であったとレナート保健相より説明がありました。1月中旬に改めて状況を確認し、新型コロナ法による規制措置について再検討を行うこととされています。
(新たな規制措置)
1 HORESCA部門の全ての施設(レストラン、カフェ、ディスコクラブ等)の営業は23時までとし、全面的に2Gプラスが適用される(2Gプラスでは、2G(ワクチン接種証明書もしくは回復証明書)に加えて、ブースター接種もしくは簡易抗原検査が必要)。従って、まだブースター接種を受けていない(一次)ワクチン接種者及び回復者は、レストランやカフェ等において、その場で簡易抗原検査を実施することになる。
2 10人から19人のプライベートの集まりの場合:2Gが適用。
3 20人以上のプライベートの集まりの場合:2Gプラスが適用。ただし、2メートルのソーシャルディスタンスと常時マスク着用が保証される場合は、簡易抗原検査の義務は免除。
4 200人以上の集まりは原則禁止され、保健当局の許可がある場合のみ可能となる。
5 クリスマス休暇後、全ての教育施設において、生徒及び教師のマスク着用が義務化される。
6 5歳から11歳の子どもへのワクチン接種の機会を拡大する。
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http://sante.public.lu/fr/prevention/coronavirus-00/index.html
■在ルクセンブルク日本国大使館新型コロナウイルス関連情報サイト
https://www.lu.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00017.html
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