本年10月の国境開放に向けたロード・マップの発表:官房長官室発表について

●今般、マーシャル政府官房長官室は、新型コロナの世界的な流行に伴い、2020年3月初めに公衆衛生上の緊急事態宣言発出以来継続してきた国境閉鎖措置に関して、同緊急事態の主務省庁である保健・福祉省が目標するマーシャル国民及び永住者に対する95%のワクチン完全接種率については未だ達成されておらず、10月1日までに達成される見込みは薄いものの、今後数ヶ月間の予測では接種率が高まる見込みである状況を踏まえ、閣議にて10月1日の国境開放に向けたロード・マップが承認された旨及び2段階からなる同ロード・マップの内容について発表しました。

概要については以下のとおりです。

●本発表の本文は、以下をご覧ください。

https://www.mh.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00410.html

1 第1段階(10日間の検疫隔離)−2022年6月30日から2022年9月30日まで

(1)国境は、ワクチン接種完了者にのみ開放される。

(2)以下ア又はイのいずれかを提示する、

  ア 出発予定時刻の24時間以内のPCR検査の陰性結果

  イ 出発時刻の48時間以内のPCR検査の陰性結果及び出発予定時刻の24時間以内の迅速抗原検査(Ag−RDT)の陰性結果

(3)マーシャル入国後の検査は、第3日目、第7日目及び第10日目のPCR検査を含む。

(4)マーシャル国内の指定施設における、10日間の義務的検疫隔離が求められる。

2 第2段階(検疫隔離無し)−2022年10月1日

(1)国境は、ワクチン接種完了者にのみ開放される。

(2)以下ア又はイのいずれかを提示する、

  ア 出発予定時刻の24時間以内のPCR検査の陰性結果

  イ 出発時刻の48時間以内のPCR検査の陰性結果及び出発予定時刻の24時間以内の迅速抗原検査(Ag−RDT)の陰性結果

(3)マーシャル到着時の迅速抗原検査

(4)5日間の自宅隔離(移動の制限)及び第5日目に各地域毎に設置された施設において迅速抗原検査を行う。

3 マーシャル国内における検疫措置

(1)観察対象者に対する症状監視は、活動的健康状態応答システムであるSera Alert systemを用いて行われる。

(2)国境検疫において新型コロナ感染が確認された場合については新たに10日間、濃厚接触者については14日間の検疫隔離に付される。

(3)国境検疫での感染判明者には、治療薬(症状に応じて抗レトロウィルス薬及びモノクローナル抗体薬)が提供される。

4 本マーシャル・ロードマップは随時更新されるものとされ、新型コロナウイルスの感染状況の変化に応じて変更される。

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在マーシャル日本国大使館

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