キプロス国内における新型コロナウイルス抑制措置の緩和(4月22日及び5月15日以降の新たな緩和措置)

キプロス在留邦人及び滞在中・来訪予定の皆様へ

状況・注意事項を以下の通りご案内します。

 20日、キプロス政府は、新型コロナウイルス抑制措置に関し、4月22日(金)及び5月15日(日)から新たな緩和措置を実施することを発表しましたので、その概要を以下の通りお知らせします。

1.4月22日以降の緩和

(1)飲食店や娯楽施設の屋外の席におけるセーフパス提示義務を廃止する。

(2)飲食店や各家庭での集まりにおける1テーブル当たりの人数制限を廃止する。

(3)飲食店や娯楽施設の屋外で働く従業員のマスク着用義務を廃止する。

2.5月15日以降の緩和

(1)以下の場所を除いて、セーフパス提示義務を廃止する。飲食店、娯楽施設、高齢者施設、閉鎖構造物、病院、医療センター、クリニック、リハビリテーションセンター。

(2)高齢者施設、閉鎖構造物、病院訪問の際には、有効なワクチン接種または回復証明書を持たない人は、48時間以内の簡易抗原検査または72時間以内のPCR検査結果の提示により、訪問が許可される。

(3)陽性者の濃厚接触者で、有効なワクチン接種または回復証明書を所持していない人の自己隔離義務を停止する。なお、すべての濃厚接触者は、陽性者に接触後、3日目及び5日目に検査を受けることが推奨される。

(4)12歳未満の子供に対するマスク着用義務が廃止される。

(5)初等・中等教育(幼稚園、特別支援学校、就学前学校)の児童・生徒及び教員に対する「test to stay」措置を停止する。

(6)すべての学校に通う児童・生徒のセーフパスの提示義務を停止する。

(7)ワクチン接種歴に拘わらず、すべての人々が週1回、自己検査または簡易抗原検査を実施することを推奨する。

(8)飲食店や娯楽施設における収容人数制限を引き上げ、500平方メートルまでの施設は定員の100%、500平方メートル以上の施設は定員の85%とする。

(9)病院、診療所、医療センター、リハビリテーションセンター、高齢者施設、閉鎖構造物の従業員で、有効なワクチン接種または回復証明書を保持していない者は、48時間以内の簡易抗原検査またはPCR検査結果を提示しなければならない。有効なワクチン接種証明書または回復証明書を持つ従業員は、週1回の自己検査を推奨する。

(10)スタジアムとカジノの収容人数制限を85%に引き上げる。

3.4月22日以降、アポロニオン病院、アレタイオ病院、メディタレニアン病院、アメリカンハート病院、イギア・ポリクリニックでは、他の理由で入院した患者が、新型コロナウイルス陽性と診断される場合に備えて、専用のベッドを2床以上用意しなければならない。

4.60歳以上の人への4回目のワクチン接種は、3回目のワクチン接種から5か月以上経過していることを条件に行われる。

5.5回分の自己検査キットの上限価格を6ユーロとする。

 なお、随時措置内容が変更になることも考えられますので、詳細をお知りになりたい場合など、要すればキプロス政府の発表をご確認ください。(https://www.pio.gov.cy/en/press-releases-article.html?id=27490#flat

(当館連絡先)在キプロス日本国大使館 領事班 

5 Esperidon ST., Strovolos 2001, Nicosia, Republic of Cyprus

ホームページアドレス https://www.cy.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

電 話:+357 22-394800 ★8:15-12:30、13:30-17:00★

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