ラマダン期間中の注意事項、当館領事窓口開館時間の変更(3月30日)

(本文)

1.ラマダン期間中の注意事項

 バーレーンでは、4月2日頃から5月1日頃までの間、イスラム教のラマダン月に入る予定となっています。この間、イスラム教徒は日の出から日没まで断食(絶飲食・禁煙)を行います。ラマダン期間中は、日常生活においても普段以上にイスラム教徒への配慮が求められますので、特に次の点にご注意ください。

(1)公共の場における注意事項

 ラマダン期間中は、イスラム教徒以外の者であっても、日中に公共の場で飲食(ガム、アメ、喫煙を含む)を行うことは違法で、1年以下の禁錮及び100BD以下の罰金に処せられるおそれがあります。加えて、イスラム教を軽視する行為と受け止められ、イスラム教徒との間でトラブルになる可能性もあります。また、車の中も公共の場と認識されておりますのでご注意ください。

(2)自動車運転中の注意事項

 断食中の運転手は、車の運転に求められる集中力や判断力、忍耐力が低下しがちです。この期間は、交通マナーが悪化し、特に日没前の時間帯は、帰路を急ぐあまりに運転が荒くなるとも言われております。車を運転される際は、時間にゆとりを持って行動し、交通法規の厳守、車間距離の確保等、安全運転に努めてください。

 また、車の運転に限らず、これら判断力が低下している人との関わりの中で、些細なことが大きなトラブルになる可能性もあります。

(3)官公庁の業務時間

 官公庁等の執務時間が短縮されるため、ご利用される際は、用務先の執務・営業時間を事前にご確認ください。

(4)治安上の注意点

 現在まで、バーレーン国内における具体的なテロの脅威情報には接しておりません。ただし、イラク・レバントのイスラム国(ISIL)等が、過去、ラマダン期間中にテロを呼びかける声明を出していたことに留意する必要があります。

 外務省海外安全ホームページや報道等を通じて最新の情報収集に努めるとともに、周囲の状況に十分注意を払うようにしてください。

2.当館領事窓口の開館時間の変更

 ラマダン期間中における当館領事窓口の開館時間は、以下のとおり短縮となりますのでご留意ください。

 ○領事窓口開館時間:午前8時30分〜午後1時30分

【問合せ先】

バーレーン日本国大使館 領事班

メールアドレス: nippon@bh.mofa.go.jp

当館公式サイト(日本語) http://www.bh.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

電話:+973-1771-6565

FAX:+973-1771-5059

休館日はこちら  https://www.bh.emb-japan.go.jp/itpr_ja/aboutus.html

※「たびレジ」簡易登録をされた方でメールの配信を停止したい方は、以下のURLから停止手続きをお願い致します。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delete