ラマダン期間中の注意事項、当館領事窓口開館時間の変更等(3月6日)

1.ラマダン期間中の注意事項

2.当館領事窓口開館時間の変更とラマダン明け小祭に伴う休館日

1.ラマダン期間中の注意事項

 バーレーンでは、3月11日頃から4月9日頃までの間、イスラム教のラマダン月に入る予定となっています。この間、イスラム教徒は日の出から日没まで断食(絶飲食・禁煙)を行います。ラマダン期間中は、日常生活においても普段以上にイスラム教徒への配慮が求められますので、特に次の点にご注意ください。

(1)公共の場における注意事項

 ラマダン期間中は、イスラム教徒以外の者であっても、日中に公共の場で飲食(ガム、アメ、喫煙を含む)を行うことは違法で、1年以下の禁錮及び100BD以下の罰金に処せられるおそれがあります。加えて、イスラム教を軽視する行為と受け止められ、イスラム教徒との間でトラブルになる可能性もあります。また、車の中も公共の場と認識されておりますので、車外から見えるような形で飲食しないでください。

(2)自動車運転中の注意事項

 断食中の運転手は、車の運転に求められる集中力や判断力、忍耐力が低下しがちです。この期間は、交通マナーが悪化し、特に日没前の時間帯は、帰路を急ぐあまりに運転が荒くなり、事故が起こりやすいとも言われております。車を運転される際は、時間にゆとりを持って行動し、交通法規の厳守、車間距離の確保等、いつも以上に安全運転に努めてください。

 また、車の運転に限らず、これら判断力、忍耐力が低下している人との関わりの中で、些細なことがトラブルになる可能性もあるのでご留意ください。

(3)官公庁の業務時間

 官公庁等の執務時間が短縮されるため、ご利用される際は、用務先の執務・営業時間を事前にご確認ください。

(4)治安上の注意点

 ラマダン期間中やその前後は、例年、テロの脅威が高まる傾向にあります。過去には、「イラク・レバントのイスラム国」(ISIL)が、世界中の戦闘員や支持者に対して攻撃を呼びかける声明を発出し、実際に世界各地で多くのテロが発生しました。特に本年は、昨年10月以降のイスラエルパレスチナ情勢を受け、緊張が高まっていることに留意する必要があります。

 外務省海外安全ホームページや報道等を通じて最新の情報収集に努めるとともに、観光施設やイベント会場、レストラン、ホテル、ショッピングモール、スーパーマーケット等人が多く集まる施設や、モスク、教会等宗教施設、軍・警察等政府関連施設は、テロの標的となりやすいことを認識して、こうした場所を訪問する際は周囲の状況に十分注意を払うようにしてください。

2.当館領事窓口の開館時間の変更と休館日

 ラマダン期間中の当館領事窓口は、以下のとおり開館時間が短縮となります。

○開館日:日〜木(金・土は休館)

○時 間:午前8時30分〜午後1時30分(通常は、午前8時〜午後2時)

 また、ラマダン終了後は、ラマダン明け小祭(イード・アル・フィトル)休暇のため、4月10日(水)〜14日(日)(予定)まで休館日となります。

合わせてご留意ください。

【問合せ先】

バーレーン日本国大使館 領事班

メールアドレス: nippon@bh.mofa.go.jp

当館公式サイト(日本語) http://www.bh.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

電話:+973-1771-6565

FAX:+973-1771-5059

休館日はこちら  https://www.bh.emb-japan.go.jp/itpr_ja/aboutus.html

※「在留届」を提出された方で、既に日本に帰国又は他国に転出された方は、以下のURLから「変更届・帰国届」の提出をお願いいたします。

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