パキスタン入国時の新型コロナウイルス水際対策の変更

【ポイント】

○2月23日付パキスタン航空当局(CAA)公告によると、2月24日午前0時以降、コロナワクチンを完全に接種している者は、搭乗前のRT-PCR検査の陰性証明書の携行は求められませんが、コロナワクチンを完全に接種していない者は、搭乗前「72時間」以内に受検したRT-PCR検査の陰性証明書の携行が求められます。

○12歳未満の搭乗客にはコロナワクチン接種証明書の携行は求められず、また12歳から18歳までの搭乗客は、令和4年3月31日までコロナワクチン接種証明書の携行は求められません。しかし、「6歳以上」の搭乗者は、搭乗前「72時間」以内に受検したRT-PCR検査の陰性証明書の携行が求められておりますので御注意ください。

パキスタン入国時の規制は変更されましたが、航空会社はそれぞれ独自の搭乗規制を設けておりますので、パキスタン来訪の御予定がある方は御利用予定の航空会社・旅行代理店等に直接お問い合わせください。

【本 文】

1 令和4年2月23日、パキスタン航空当局(CAA)は「パキスタンに到着する国際線へのガイドライン」の変更を発表しました。2月24日午前0時以降の主な変更点は以下のとおりです。

(1)コロナワクチンを完全に接種している者は、搭乗前「48時間」以内に受検したRT-PCR検査(*1)の陰性証明書の携行は求められない。

*1:RT-PCR検査に用いる検体採取部位については、鼻咽頭ぬぐい液(Nasopharynseal Swab)を用いた検査が原則となっています。

(2)コロナワクチンを完全に接種していない者は、搭乗前「72時間」以内に受検したRT-PCR検査の陰性証明書の携行が求められる。

(3)上記(1)、(2)の規定は、12歳未満の搭乗客は、コロナワクチン接種証明書の携行は求められず、また12歳から18歳までの搭乗客は、令和4年3月31日まで、コロナワクチン接種証明書の携行は求められない。

2 パキスタン国内に到着する国際線を利用する「6歳以上」の搭乗者は、搭乗前「72時間」以内に受検したRT-PCR検査の陰性証明書の携行が求められます。

3 パキスタン入国時の規制は変更されましたが、航空会社はそれぞれ独自の搭乗規制を設けておりますので、パキスタン来訪の御予定がある方は御利用予定の航空会社・旅行代理店等に直接お問い合わせください。

4 なお、外務省広域情報など当地で安全に滞在するための参考となる情報が以下のウェブサイトに掲載されておりますので、そちらもあわせてご確認下さい。

○当館ホームページ:

http://www.pk.emb-japan.go.jp/indexjp.htm

○外務省海外安全ホームページパキスタン):

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_011.html#ad-image-0 

厚生労働省HP:「海外渡航用の新型コロナワクチン接種証明書について」

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_certificate.html

○在留届及び「たびレジ」への登録のお願い

海外渡航前には、万一に備え、家族や友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにして下さい。3か月以上滞在する方は、緊急事態に備え、必ず在留届を提出してください。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html

また、3か月未満の旅行や出張などの際には、海外滞在中も安全に関する情報を随時受けとれるよう、外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。

(詳細はhttps://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/#参照)

○緊急時の連絡先:051-9072500(在パキスタン日本国大使館代表)