10月15日、ナミビア政府は、過去1か月間の感染状況の大幅な改善を踏まえ、10月16日から11月15日まで新型コロナ対策措置を更に緩和する旨発表しました。このうち重要な点は以下のとおりです(今回発表された原文は以下のリンクをご覧ください。)。
(大統領ステートメント)https://www.na.emb-japan.go.jp/files/100248040.pdf
(保健大臣ステートメント)https://www.na.emb-japan.go.jp/files/100248042.pdf
【ナミビア政府発表要旨】
1 新型コロナ対策措置の遵守に国民がよく協力してくれたこと等、多くの要因が功を奏し、9月16日から10月14日までの間、新規感染者数、入院者数、死者数とも大幅な減少を記録した。状況の良好な推移に鑑み、10月16日から11月15日まで、一部の措置を以下のとおり緩和する。ただし、我々はまだ新型コロナを撲滅したわけではない。措置を緩和するからといって油断は許されず、集団的責任意識の下、引き続き警戒を怠らないことが重要である。
(1)ナミビア入国時のPCR陰性証明書
渡航者は、ナミビア到着前7日以内に検体を採取して取得したPCR陰性証明書を入国時に提示しなければならない。
(2)集会の人数制限
ア 200人までとする。(現行は150人)
イ スポーツ観戦についても、200人を上限に認める。なお、観客にはワクチン・パスポートの持参が求められる米国の例に倣い、ナミビアにおいても同様の対応が行われることを期待する。
(3)夜間外出制限
制限を撤廃する。(現行は23時から翌朝4時)
(4)アルコール販売制限
現行措置から変更なし。
(小売り販売は、月〜金は9時〜18時、土曜日は9時〜13時。レストラン等は、土日も含め22時まで食事ととともに提供可能。)
(5)レクリエーション施設(ジム、ナイトクラブ、カジノ等)の営業活動
現行措置から変更なし。
(収容人数を半数までに制限することを条件に営業を認める。)
(6)葬儀
新型コロナを原因とする死者の葬儀は、従来どおり、10日以内に行わなければならない。葬儀場での食事の提供は新たに認めることとする。参列者数は200人までとする(必要不可欠な従業員数は含まない。)。
2 ワクチン接種については、接種要件を満たす対象者(約150万人)に対する1回接種済み比率は19.2%、2回接種済み比率は14.2%となっているが、分母を全人口として計算した場合、2回接種済み比率は7.7%となる。1日当たり接種回数については、9月16日から10月14日までは2,871ドースであり、その前の1か月(3,556ドース)より減少した。ワクチン接種については更なる促進が必要であり、全ての対象者に対して今一度ワクチン接種に協力を求めたい。
【ご参考】
○日本国厚生労働省ホームページ
https://www.mhlw.go.jp/index.html
(感染症情報)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/index.html
https://www.niid.go.jp/niid/ja/from-idsc/2482-2020-01-10-06-50-40/9303-coronavirus.html
〇外務省海外安全ホームページ
参考:査証についてのご案内(外務省HP)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/visa/index.html
参考:日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国・入域後の行動制限
https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html
(連絡先)
在ナミビア日本国大使館 領事班
住所:78 Sam Nujoma Drive, Klein Windhoek, Windhoek, Republic of Namibia
開館時間:8:30-12:45 13:45-17:00
電話:+264 61 426 700
FAX: +264 61 426 749
E-mail:consul@wh.mofa.go.jp