スペイン国内におけるテロの可能性がある事件の発生(注意喚起)

●在スペイン日本国大使館から以下の領事メール(ムルシア州トレ・パチェコにおけるテロの可能性がある事件の発生)が発出され、注意喚起が促されています。

https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMailDetail.html?keyCd=119801

●今後、類似事件の発生の可能性が否定し切れないことから、外出時には、テレビやインターネット等でこの種の事件に関する情報の収集に努め、身の回りの安全に十分注意してください。

1 事案概要

報道によれば、9月17日(金)、ムルシア州トレ・パチェコの飲食店に1台の車が突入し、2名が死亡、数名が負傷する事件が発生しました(被疑者の男も死亡)。犯行動機は現時点では明らかになっておりませんが、報道によれば、テロの可能性が排除されていません。

2 お願い

スペイン治安当局は、テロ警戒レベルを「レベル4(高い脅威)」(※全5段階)を維持しており警戒しています。また、スペイン内務省の統計を確認すると、2012年からのテロ関連事件に関するオペレーション実行数及び逮捕者数ともに、カタルーニャ州が最多です。

以上を踏まえ、当館管轄3州(カタルーニャ州バレンシア州、バレアレス州)においても、今後、類似事件の発生の可能性が否定し切れないことから、以下の安全対策をとるよう心掛けてください。

(1)外務省海外安全ホームページに掲載されているテロ・誘拐情勢のほか、危険情報、「たびレジ」、テレビやインターネット等各種報道等を通じて最新の関連情報の入手に努める。

(2)以下の場所がテロの標的となりやすいことを十分認識する。

観光施設やその周辺、イベント会場、レストラン、ホテル、ショッピングモール、スーパーマーケット、ナイトクラブ、映画館、公共交通機関等人が多く集まる施設、教会、モスク、シナゴーグ等の宗教関係施設、政府関連施設(特に軍、警察、治安関係施設)等。

(3)上記(2)の場所を訪れる場合は、あらかじめ非常口等の避難経路を確認しておく、周囲の状況に注意を払う、不審な人物や状況を察知したら速やかにその場を離れる、できるだけ滞在期間を短くするなどの対策に加え、その場の状況に応じた安全確保に十分注意を払う。

(4)有事の際には、現地当局の指示があればそれに従う。特に、テロに遭遇してしまった場合には、警察官等の指示をよく聞き、冷静に行動するように努める。

3 参考

テロ・誘拐対策に関しては、以下も併せて御参照ください。

(1)パンフレット「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策Q&A」

https://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph_03.htmlに掲載。)

(2)パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」

http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph_10.htmlに掲載。)

(3)ゴルゴ13の中堅・中小企業向け海外安全対策マニュアル

http://www.anzen.mofa.go.jp/anzen_info/golgo13xgaimusho.htmlに掲載)

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【問い合わせ先】

〇在バルセロナ日本国総領事館

住所:Avda. Diagonal, 640, 2a Planta D, 08017, Barcelona

電話番号:+(34)93-280-3433

FAX番号:+(34)93-280-4496/93-204-5439(領事班直通)

ホームページ:

http://www.barcelona.es.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

○在スペイン日本国大使館

電話: +(34)-91-590-7600(代表),+(34)-91-590-7614(領事部直通)

ホームページ:

https://www.es.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

○在ラスパルマス領事事務所

電話:+(34)-928-244-012

ホームページ:

https://www.es.emb-japan.go.jp/itpr_ja/00_000042.html

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