新型コロナウイルス（ナミビア政府による措置の緩和）

９月１４日、ナミビア政府は、過去３１日間の感染状況の落ち着きを踏まえ、９月１６日から１０月１５日まで一部の新型コロナ対策措置を緩和する旨発表しました。このうち重要な点は以下のとおりです（今回発表された原文は以下のリンクをご覧ください。）。

【ナミビア政府発表要旨】

１　新型コロナに対する警戒は引き続き必要であるが、過去３１日間は落ち着いた状況が見られた。

（１）累計感染者数のうち９６％は回復し、死亡率は２．７％。特に過去３１日間、死亡率は８５％減少し、陽性率は２４％から１０％に減少した。

（２）検査件数は１０万人当たり２６６人であり、これはガボン、南アに次いでアフリカで３番目に高い水準である。

２　ワクチンに関する状況は以下のとおり。

（１）過去３１日間の１日当たり接種回数は３，５５６ドースであり、１回接種済み比率は１５．１％、２回接種済み比率は９％となった。しかし、明年３月までに全人口の６０％に対して接種を完了するとの目標達成にはまだほど遠く、接種資格を満たす国民に対してはワクチン接種を切にお願いする。

（２）今後の調達見込みは以下のとおり。

　ア　以下の諸国から寄贈を受ける予定

　（ア）ドイツ：アストラゼネカ（３１８，７２０ドース）

　（イ）米国：ファイザー（１００，６２０ドース）

　（ウ）ＵＡＥ：Ｈａｙａｔ　Ｖａｘ（３０，０００ドース）

　イ　政府購入ワクチン

　（ア）Ｊ＆Ｊ（１０８，０００ドース）が本１４日午後にナミビアに到着予定

　（イ）シノファーム（３５０，０００ドース）については到着時期調整中

３　現行の新型コロナ対策措置の一部を９月１６日から１０月１５日まで以下のとおり緩和する。

（１）集会の人数制限　

１５０人までとする。（現行は１００人）

（２）夜間外出制限

　２３時から翌朝４時までとする。（現行は２２時から翌朝４時まで）

（３）アルコール販売制限

　ア　小売り販売は、月曜日から金曜日は９時から２２時まで（注）、土曜日は９時から１３時までとする。（現行措置は月曜日から金曜日の９時から１８時まで）

　（注）１５日付け当地紙においては、月曜日から金曜日の小売り販売時間は９時から１８時までとの報道も見られます。

　イ　レストラン等においては、土日も含め２２時まで食事ととともに提供可能。（現行措置と同じ）

【ご参考】

○日本国厚生労働省ホームページ

（感染症情報）

参考：査証についてのご案内（外務省HP）

参考：日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国・入域後の行動制限

（連絡先）

在ナミビア日本国大使館　領事班

住所：78 Sam Nujoma Drive, Klein Windhoek, Windhoek, Republic of Namibia

開館時間：8:30-12:45　13:45-17:00

電話：+264 61 426 700

FAX： +264 61 426 749

E-mail：consul@wh.mofa.go.jp