フィジー国内での新型コロナウイルスの市中感染例に関する続報55

 6月8日、フィジー保健・医療サービス省は、新たに94件の新規感染例を確認したと発表しました。ポイントは以下のとおりです。邦人の皆様におかれましてはフィジー政府の推奨する感染予防策の実施を徹底すると共に、新たな制限等の発表にご注意ください。

フィジー保健省発表:https://www.fiji.gov.fj/Media-Centre/Speeches/STATEMENT-BY-PS-FOR-HEALTH-DR-JAMES-FONG-080621

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1 94件の新規感染例は全て既存のクラスターに関連しています。CWM病院から28件、NadiのNawakaから8件、海軍から5件、Navosaiから14件、Wailaから26件、IMTから9件、フィジー軍(RFMF)から3件、Caubatiから1件が確認されました。

 なお、CWM病院のクラスターの内2件は最近CWM病院を退院し、Velelevu保健センターの外来受診にて、陽性が確認されました。そのため、同センターを除染のため一時的に封鎖します。

2 CWM病院に入院していた陽性者1名の死亡が確認されました。同人の死因は慢性的な病状の合併症が原因と判断されたことから、COVID-19による死亡者数にカウントしていません。

3 4件の患者が回復し、現在604件の陽性者が隔離されています。昨年3月に最初の感染者が確認されて以来、合計845件の感染例が確認されており、234件が回復し4件が死亡しています(注:コロナ陽性患者3件は他の病気が原因で死亡したため、コロナでの死亡件数には含めていない)。本年4月に始まった感染拡大では775件が確認されています。

4 新規感染者の大半は、密閉された屋内での感染によるものです。家族以外の者と密閉された屋内で過ごす状況は避けるべきです。マスクを着用していても、密閉された屋内で他人と過ごすことで重大なリスクにさらされます。特定の健康対策が違反されていると感じた場合には、163に電話し、懸念事項を報告してください。

5 感染件数の増加及び隔離施設のキャパシティに制限があるため、可能であれば、新規感染者は自宅隔離になります。対象者には家族の他のメンバーと接触しないようにするための特別なガイダンスを提供します。特に多世代世帯では、保健省の自宅隔離プロトコルが厳密に守られることが常に重要です。

6 感染件数の増加しているLami-(Suva-)Nausori封鎖地区では、できる限り在宅勤務をすることを強く推奨します。

※過去の領事メールは以下より確認できます。

https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMail.html?countryCd=0679

※ このメールは、在留届にて届けられたメールアドレス、「たびレジ」に登録されたメールアドレス登録者に自動的に配信されております。周りの方で、本メールを受け取られていない日本人の方がいましたら、在留邦人(3ヶ月以上ご滞在)の方は「在留届」に、短期滞在の方は「たびレジ」にご登録いただくよう、ご紹介ください。

(在留届)

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html

(たびレジ(変更及び解除含む))

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html

※「在留届」の変更及び、「帰国届」の提出は以下のURLから手続きをお願いいたします。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/residencereport/login

在フィジー日本国大使館(領事・警備班)

住 所:(G.P.O. Box 13045)Level 2, BSP Life Centre, Thomson Street, Suva, Fiji

電 話:(679)330-4633(開館時間(8:30〜16:30)以外は外部オペレータによる対応)

FAX:(679)330-2984

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