デリー準州における外出禁止措置の延長(5月17日まで)

●5月9日、デリー準州政府は外出禁止措置を5月17日(月)午前5時まで延長すると発表しました。

1 デリー準州における外出禁止措置の延長

(1)デリー準州政府は、新型コロナウイルス感染症の急激な拡大を受け、現在の外出禁止措置を5月17日(月)午前5時まで延長すると発表しました。これに違反した場合は罰則の対象になり得ますので、ご注意ください。

(2)外出禁止の例外となるのは、政府関係者、医療関係者、妊娠中の女性、医療サービスを受診する人、空港・鉄道駅・バスターミナルから移動する人(注)、メディア関係者等です。食材供給、金融、通信、燃料供給、電力、民間セキュリティサービスに従事する人、新型コロナウイルスのワクチン接種に行く人は、e-pass(デリー準州ホームページ www.delhi.gov.in から申請可能)の提示により移動が許可されるとのことです。なお、今回の措置において、メトロの運行が全面運休及び公共の場における結婚式の禁止(裁判所や家庭における20人未満の式は例外として認められる)が追加されました。

(注)デリー準州政府の説明によれば、空港に到着または空港から出発する場合に運転手を手配する必要がある場合は、搭乗者のEチケットの写しを運転手が携行することで通行可能とのことです。

(3)外出禁止の間、店舗、ショッピングモール、映画館、レストラン、劇場、遊戯施設、公園、スポーツ施設、ジム、スパ、理容・美容店、プール、建設工事現場(オンサイトで作業員を確保できる場合を除く)は閉鎖されますが、生活必需品を販売する店舗(食料品店、食料品を扱う露店及び薬局等)は例外となっています。

2 日本外務省はインドについて「レベル3:渡航は止めてください(渡航中止勧告)」の感染症危険情報を発出しています。また、5月2日には、「インド滞在中の皆様への注意喚起(インド国内の医療提供体制のひっ迫)」に関するスポット情報が発出されています。スポット情報の中で、インド国内の新型コロナウイルスの感染状況が一層厳しくなっており、医療提供体制が更にひっ迫するおそれがあることを踏まえ、日本への一時帰国等を御検討中の方については、検査証明の取得等、出国のための手続きを早めに進めていただくこと、現時点において一時帰国を検討されていない方につきましても、今後の新型コロナウイルスの感染状況の推移に十分注意し、一時帰国を含めた対応を予め御検討いただくことをお願いしています

スポット情報:インド滞在中の皆様への注意喚起(インド国内の医療提供体制のひっ迫)

詳細は以下のリンク先をご確認ください。

(PC) https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo_2021C072.html

(携帯) http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mblatestspecificspotinfo_2021C072.html

3 日本への帰国のためのPCR検査に関する情報や日本への臨時便の運航について、以下の領事メールでお知らせしていますので、ご確認下さい。

5月8日 領事メール

日本への帰国・再入国のためのPCR検査及び日本への臨時便の運航について

https://www.in.emb-japan.go.jp/files/100186980.pdf

(お問い合わせ先)

在インド日本国大使館

電話:+91-(0)11-4610-4610(代表)

※繋がりにくい場合は、以下の番号も利用可能です。

(平日の午前9時から午後5時30分まで。これ以外の時間帯は上記代表番号にお掛け下さい。)

+91-98110-85601

+91-72900-21125

メールアドレス

○各種の御相談、御意見など soudan@nd.mofa.go.jp

○領事関連事項 jpemb-cons@nd.mofa.go.jp

※現在当館は新型コロナウイルス対策のため、原則としてテレワークで業務を行っています。

※「たびレジ」簡易登録をされた方でメールの配信を停止したい方は,以下のURLから停止手続きをお願いします。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delete