ジョージ・フロイド氏事件の裁判に伴う治安情勢(3月9日)

ミネソタ州ミネアポリスで発生したジョージ・フロイド氏事件の被告であるデレク・ショーヴィン氏の裁判手続が本9日から開始されることに伴い、治安当局が大規模な抗議活動や暴動への警戒を強めています。皆さまにおかれては、報道等により最新情報の入手に努め、身の安全に十分気をつけて行動してください。

1 ジョージ・フロイド氏事件の裁判に関し、陪審員の選考には今後2〜3週間程度かかり、裁判にも更に2〜3週間程度の時間がかかると予想されている中、大規模な抗議活動や暴動が発生するとすれば、この6週間の間に起こる可能性があると治安当局は警戒を強めています。特に、無罪判決となった場合には、暴動等が発生する危険性が高くなることが懸念されます。

2 万が一暴動等が発生した場合、暴徒がダウンタウンにアクセスできないようにするために、シカゴでは、市内中心部を封鎖すると思われます。現在のところ、本件裁判に関連してシカゴ市内で抗議活動等の予定はありませんが、SNS等を通じて突発的に抗議活動が開催される可能性もあるので、報道等で最新情報をご確認ください。また、当館管轄内の他の地域においても同様に突発的な抗議活動が開催される可能性も排除できませんので、関連の治安情勢や当局措置について情報収集に努めるとともに、周囲の状況に十分ご注意ください。

在留邦人及び当地滞在中の邦人の皆様におかれては、報道等により最新の情報の入手に努めるとともに、不測の事態に巻き込まれないよう、身の安全に十分気をつけて行動してください。万が一、警察官から職務質問を受けた際には素直に応じるなど、警察官から指示を受けた場合には従うようにしてください。

当館連絡先 Tel: (312) 280-0400(24 時間対応)(注) Fax: (312) 280-9568 Email: ryoji1@cg.mofa.go.jp (注)コロナウイルス感染症予防のため、現在業務体制を縮小しております。平日午前9時15分から午後5時までは音声案内に従って操作しますと担当部門につながります。土曜・日曜・祝祭日、平日午後5時以降、翌日午前9時15分 まで(事件、事故、その他緊急の用件)は、音声に従って操作しますと、閉館時の緊急電話受付につながります。