新型コロナウイルス感染症（上海市における新規国内症例の発生（2月5日））

●2月5日、上海市は、新型コロナウイルス感染症の国内症例が新たに1例確認された旨発表しました（当該症例は、既に確定診断された症例の濃厚接触者）。これで今年に入ってから上海市における新型コロナウイルス国内症例は合計22例となります。

●上海市は、新たに浦東新区の高東鎮新高苑一期小区を「中」リスク地区に指定いたしました。また、2月5日18時より黄浦区中福世福匯大酒店について、「中」リスク地区指定を解除することを発表いたしました。

上海市は現在、次の３地区を「中」リスク地区に指定しています。

黄浦区：貴西小区

宝山区：宝山区友誼路街道臨江新村（一、二村）小区

浦東新区：高東鎮新高苑一期小区

●当館管轄地域内の各地でも新たな規制が行われたり、諸政策が変更される可能性があります。常に最新情報の入手に努めてください。

●他省・市においては、「中」」「高」リスク地区からの来訪者に、隔離措置や核酸検査を求めるなどの規制が実施されている可能性があります。目的地の居民委員会や衛生管理委員会に問い合わせる等、最新情報の入手に努めてください。

（春節前後における域外への移動、「中」「高」リスク地区との往来等による隔離措置に関する勧告等）

●引き続き、中国当局の発表に留意するとともに、感染への警戒を怠らず、手洗い、人との安全な距離を保つ、密閉された空間や人が多く集まる公共の場所等でのマスク着用を徹底するなどし、感染予防に努めてください。

●「中」あるいは「高」リスク評価は、感染症発生状況により変動します。下記の中国国務院のプログラム（以下のリンク）等で確認するように努めてください。

【発表本文（中国語）】

【発表文仮訳（抜粋）】

当該症例は浦東新区に在住しており、既に確定診断された症例の濃厚接触者。自発的に検査を受けて発見された。上海市の専門家の診察、臨床所見、画像及び検査室の核酸検査結果を総合し、最終的に新型コロナウイルス肺炎の確定症例と診断された。

上海市の専門家の調査によれば、当該症例は、これまでの感染者２１名と同一の感染経路の感染者である。

２月５日８時までに当該症例の濃厚接触者３４名は、既に集中隔離観察が実施されている。３４名の核酸検査は実施済みであり、結果は陰性である。

（問い合わせ先）

○在上海日本国総領事館

　住所：上海市万山路8号

　　電話：（市外局番021）-5257-4766（代表）

　　　　国外からは＋86-21-5257-4766（代表）　　　　　

　　FAX：（市外局番021）-6278-8988

　　　　国外からは＋86-21-6278-8988

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