抗議行動に伴う注意喚起

●1月25日(月)〜28日(木)にかけて、北部トリポリにおいて抗議行動が活発化し、1月27日(水)の抗議行動では死者が1名出ています。トリポリの抗議行動では、抗議者らが路上でタイヤを燃やし道路を封鎖した他、治安機関等に対し石や火炎瓶等の投てき等を行う抗議が続いています。また、ベイルートや国内各地においても抗議活動が発生しています。

レバノン政府が、新型コロナウイルスの感染拡大防止措置のため2月8日(月)までロックダウンの延長を発表したことを背景に、経済的困窮等を原因として収入が途絶えた市民らによる抗議活動が本日以降も継続・活発化し、抗議行動参加者と治安部隊との間等での小競り合いや道路封鎖が発生する可能性があります。

●抗議活動に遭遇した場合は決して近づかず、速やかにその場を離れるようにしてください。

新型コロナウイルスの感染拡大防止を目的とした政府のロックダウン措置が2月8日(月)まで延長されたことに伴い市民の外出等が制限される中、1月25日(月)〜28日(木)にかけて、北部トリポリにおいて抗議行動が活発化し、同期間中の抗議行動では、抗議行動者及び治安機関要員を合わせて120名以上の怪我人が発生した上、1月27日(水)の抗議行動では死者が1名出ています。

トリポリの抗議行動では、抗議者らが路上でタイヤを燃やし道路を封鎖した他、治安機関や地方政府建物等に対し石や火炎瓶等の投てき等を行う抗議が続いています。

また、ベイルートや国内各地においても抗議行動が発生しています。

 これは、レバノン政府が2月8日(月)までロックダウンの延長を発表したことを背景に、収入が途絶えた市民らが経済的困窮等を原因に抗議行動を起こしたものと言われており、本日以降も抗議行動が継続・活発化する可能性があります。

本日1月29日(金)、ソーシャルメディアを通しトリポリにおいて更なる抗議行動が呼びかけられていることに対し、抗議行動の対象となっている者が、「これ以上過激化するのであれば自衛手段も辞さない」と強固な姿勢を取る姿勢を見せるなど、抗議行動参加者と治安部隊との間等で小競り合いや道路封鎖が発生する可能性があります。

 抗議活動に遭遇した場合は決して近づかず、速やかにその場を離れるようにしてください。

 また,邦人が被害に遭ったとの情報に接した場合には,大使館にご一報ください。

 その他不明な点等がございましたら下記の連絡先までお問い合わせください。

【問い合わせ先】

レバノン日本国大使館

代表電話番号:+961-1-989751〜3

領事直通:+961-1-989856/01-989855

領事携帯:+961-3-366018/03-345977

領事緊急:+961-3-362540

FAX番号:+961-1-989754

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