ペルー海外安全対策情報(2020年10月〜12月:邦人被害例等)

ペルー安全対策情報(邦人被害例等)(2020年10〜12月分)。最新の治安情報を入手し、十分注意してください。

1 一般犯罪・凶悪犯罪の傾向

(1)全般

ア これまで外出制限の影響に伴い各地で減少していた一般犯罪の発生件数は、現在では制限開始前の本年3月と同じ水準にまで戻っており、例えばミラフローレス地区等を中心に日中でもオートバイを使用したひったくりや強盗が多発しています。また銀行のATMから現金を下ろした者を銀行出口付近で確認し後をつけ、人気のない場所でけん銃を突きつけ襲うといった従来からの手口の強盗がリマ市内を中心に再び発生するようになっており、注意を要します。

イ 当面の間は携帯電話を狙った、ひったくりの発生の増加が予想されます。外出時は自分の持っている携帯電話は犯人にとって「高級品」であることを自覚し、十分注意することが肝要です。

(2)犯罪被害例 

ア (強盗) 銀行付近に自家用車を止めたところ、バイクに乗った二人組に襲われ、抵抗すると銃撃され、所持金を奪われた(リマ市:ミラフローレス区、アタワルパ通り)

イ(強盗)夜間に流しのタクシーに乗車したところ、運転手が途中で停車し、銃器を持った強盗2名が乗車してきて、暴行を加えられた上、金品を奪われた。搭乗後、運転手はしきりにテキストでメッセージを送っていた。(リマ市:ミラフローレス区)。

ウ(強盗)空港にタクシーで向かう途中、運転手から「近道を通る」と言われ、主要道路を外れ住宅街の路地を走行中、銃器を持った男2人に車を停止させられ、旅券以外の所持品を全て奪われた。(リマ市:サン・ファン・デ・ポーレス地区)

 

2 テロ・爆弾事件発生状況

アプリマック・エネ・マンタロ川渓谷(VRAEM)地域の一部地域では、引き続き武装組織と治安部隊との衝突が度々発生しており、非常事態宣言が延長されています。

また、過去にはリマ市内で、手榴弾を路上に置き去る事案が発生していることから、不審物を発見した際は決して近づいたり触ったりすることなく、速やかに警察に通報し処理を委ねることが肝要です。

3 誘拐・脅迫事件発生状況

ペルーではリマ市を含む各地で、年少者被害の誘拐や、ATMから現金を引き下ろさせる目的の誘拐強盗(短時間誘拐)が発生しています。また、建設関連業者等に対してみかじめ料等を求める脅迫、恐喝、殺人事件が発生しています。普段からパターン化した行動を避け、犯人に行動を予知されないようにすることが肝要です。

【問い合わせ先】

在ペルー日本国大使館 領事部

Av. Javier Prado Oeste No.757, Piso 16,Magdalena del Mar, Lima

電話:(+51-1)219-9551

Fax :(+51-1)219-9544

consjapon@li.mofa.go.jp

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