【新型コロナウイルス】パラグアイ入国のために求められる衛生上の要件

パラグアイ政府は入国にかかる衛生上の要件を変更しました。パラグアイ居住の外国人について入国の際に陰性証明書を提示しない場合の記述がなくなっており、人道上の理由がない限り、陰性証明書の提示をせずに入国することが認められなくなったとみられます。

パラグアイに対しては感染症危険情報レベル3(渡航を止めてください)が発出されています。やむを得ずパラグアイ渡航される場合は、最新情報の確認に努め、慎重な行動をお願いします。

◎在留邦人及びパラグアイ渡航される皆様におかれましては、引き続き関連情報の収集及び感染予防に努めてください。

◎万が一、日本人の方が新型コロナウイルスに感染された場合は、当館までご連絡ください。

●12月21日、パラグアイ政府は、パラグアイ入国にかかる衛生上の要件を変更し、新たな入国規則を発表しました。

パラグアイ居住の外国人について入国の際に陰性証明書を提示しない場合の記述がなくなっており、人道上の理由がない限り、陰性証明書の提示をせずに入国することが認められなくなったとみられます。なお、陰性証明書の条件が航空機の搭乗前72時間以内に実施した検査結果に変更されました。

また、英国からの渡航者に関する制限が新たに設けられました。

詳細は下記のとおりです。

1 外国人の入国にかかる衛生上の要件

(1)パラグアイ入国前24時間以内に、厚生福祉省ウェブページに掲載されている健康質問票に記入すること。

(2)10歳以上の者は、航空機の搭乗前72時間以内【変更】に実施した検査(RT―PCR方式、LAMP方式、NAAT方式)の陰性証明書を提示すること。抗原検査及び抗体検査の陰性証明書は認められない。

(3)新型コロナウイルス感染症をカバーする国際医療保険に加入すること。(父又は母がパラグアイ人の18歳未満の子供は免除される。【新規】)

(4)メルコスール加盟国及び準加盟国の国民は、新型コロナウイルス感染症をカバーする国際医療保険への加入が免除される。

(5)パラグアイ入国前14日から90日以内に新型コロナウイルス感染症に感染した者は、新型コロナウイルスの検査結果(RT―PCR方式、LAMP方式、NAAT方式)により、それを証明すること。陰性証明書の提示は不要。

2 パラグアイ人及びパラグアイ居住外国人の入国にかかる衛生上の要件

(1)パラグアイ入国前24時間以内に、厚生福祉省ウェブページに掲載されている健康質問票に記入すること。

(2)10歳以上の者は、航空機の搭乗前72時間以内【変更】に実施した検査(RT―PCR方式、LAMP方式、NAAT方式)の陰性証明書を提示すること。抗原検査及び抗体検査の陰性証明書は認められない。

(3)パラグアイ入国前14日から90日以内に新型コロナウイルス感染症に感染した者は、新型コロナウイルスの検査結果(RT―PCR方式、LAMP方式、NAAT方式)により、それを証明すること。陰性証明書の提示は不要。

3 陰性証明書を提示せずに入国する例外について【新規】

 陰性証明書以外の入国要件を満たし、下記の例に該当する者は陰性証明書を提示せずに航空機への搭乗及びパラグアイへの入国が可能であるが、到着から24時間以内に検査を受検しなければならない。

・人道的理由のある者

パラグアイ人の親又は子

パラグアイに接受された外交官及びその家族

4 英国からの渡航者に関する一時的特別制限措置【新規】

(1)直近の2週間以内に英国での滞在歴がある非パラグアイ居住外国人の入国を制限する。

(2)直近の2週間以内に英国での滞在歴があるパラグアイ人及びパラグアイ居住外国人の入国は、例外的に許可されるが、政府指定のホテル又は隔離施設で10日の隔離が義務づけられる。

(3)本措置は一時的なものであり、2020年12月21日から2021年1月4日まで実施される。

(4)本規則の施行前7日以内に英国からパラグアイに入国した者は、本日(12月21日)から7日間自宅で待機しなければならない。

5 航空会社、国際バス会社の責任【新規】

(1)パラグアイ厚生福祉省が要求する条件に関して必要な情報を旅客に提供すること。

(2)チェックイン又は搭乗時に、健康質問票の入力後に出力されるQRコード、その他衛生上の要件を満たす書類の提示を乗客に求めること。提示できない場合は、搭乗を拒否することができる。

(3)旅客は、航空会社・バス会社・入管当局・検疫当局に対し、その旅行において最初に航空機に搭乗した空港を申告しなければならない。英国から渡航する非パラグアイ居住外国人は、入国できない。

(4)パラグアイへの入国要件を満たさない旅客の搭乗・乗車を拒否することは交通機関各社の責任である。規則の不履行は関連法令に基づき処罰されることがある。

(5)旅行時間が4時間以上となる国際交通機関の運行各社は、旅客に対して旅行中及びパラグアイ入国時のための交換用マスクの用意を求めなければならない。旅客がマスクを持たない場合は、交通機関各社がマスクを提供すること、

6 隔離措置

(1)陰性証明書を提示して入国する全ての渡航者は、隔離措置を免除されるが、厚生福祉省が指示する衛生上の対策(物理的距離の確保、マスクの着用、手洗い)を講じなければならない。

(2)例外的に陰性証明書を提示せずに入国したパラグアイ人及びパラグアイ居住外国人は、入国後24時間以内に検査を受け、結果が判明するまで隔離措置を講じなければならない。検査結果が陽性だった者は、自宅・隔離施設・ホテル等で10日間の隔離を継続しなければならない。

【御参考】

○厚生福祉省ホームページ

https://www.mspbs.gov.py/cuarentena-inteligente.html

●なお、パラグアイに対しては感染症危険情報レベル3(渡航を止めてください)が発出されています。パラグアイへの渡航を予定されている方は、このことに御留意いただき、やむを得ずパラグアイ渡航される場合は、最新情報の確認に努め、慎重に行動していただきますようお願いします。

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電話:+595(21)604-616

Mail:japon.consulado@as.mofa.go.jp

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