●ヨルダンへの入国手続きに必要な登録手続きサイト「visitjordan」のURLが以下のとおり変更されました。URLが変更されたのみで登録手続きに変更はありません。また、ヨルダンへの入国後の隔離措置期間は、出発国・地域にかかわらず1週間となります。
https://www.gateway2jordan.gov.jo/
●27日(金)も引き続き包括的外出禁止が実施される予定ですので、外出はお控え頂きますようお願いします。
●政府は、感染予防措置の遵守を促すため、マスクの着用義務や違反者への罰則等を定めた防衛令のより厳格な適用を行うと述べました。引き続き感染予防措置の遵守をお願いします。
●コロナ患者対応のため、バシール集中治療センター及びザルカ県における仮設病院が開設され、稼働を開始しました。
●政府は、新規感染者数につき、11月22日は5,268名(全て市中感染者)、23日は4,981名(全て市中感染者)、24日は4,586名(全て市中感染者)で、累計の感染者数は192,996名となったと発表しました。
1 ヨルダンへの入国手続きに必要な登録手続きサイト「visitjordan」のURLの変更
ヨルダンへの入国手続きに必要な登録手続きサイト「visitjordan」のURLが以下のとおり変更されております。
https://www.gateway2jordan.gov.jo/
また、政府は、出発国・地域にかかわらず、全ての入国者は出国前と到着後におけるPCR検査の受検と1週間の隔離措置に服すると決定しました。
2 23日、アーイド・メディア担当相及びオベイダート保健相等は記者会見を行い、感染状況等につき以下のとおり述べました。
(1)アーイド・メディア担当相
ア 現在は感染予防措置を徹底する段階であり、政府は、防衛令のより厳格な適用(注:マスク未着用者への罰則等)に取り組む。実際に、監視チームが感染予防措置の遵守状況の監督を強化している。また、医療キャパシティの増大に取り組む。
イ (金曜の)包括的外出禁止は、これまで発表のあった通り、年末まで継続される。
ウ 長期間の包括的外出禁止(の予定)はない。
(2)オベイダート保健相
ア 直近2ヶ月で初めて感染者数増加率が低い値となったが、感染状況は依然として予断を許さない状況であり、マスクの着用や社会的距離の確保などが求められる。
イ コロナ患者の受入れキャパシティは依然として十分である。
(3)ハヤージネ保健省コロナ担当次官
ア 23日現在、通常病床は3,938床中1,702床(43%)、集中治療室は892床中453床(51%)が占有されており、また、人口呼吸器は835器中249器(30%)が稼働している。
イ 日毎の新規入院者数と退院者数の差は小さくなってきている。
ウ 新規感染者の増加は鈍っているとの兆候が示されているが、依然として注意が必要。
3 仮設病院の開設等
(1)バシール集中治療センター病院(70床)開設
23日、ハサーウネ首相は、バシール病院内に設置されたバシール集中治療センター開設に立ち会い、同センターは、同日からコロナ患者の受け入れを開始し、70床の集中治療室がコロナ患者受け入れに充てられると述べました。
(2)ザルカ県における仮設病院の稼働開始
ア 24日、アブドッラー国王は、ザルカ県に設置された仮設病院の開設に立ち会いました。報道によれば、当該仮設病院は、現在準備されている仮設病院のうち最初に稼働を始めるもので、300床(うち集中治療室48床、集中治療室に転換可能な準集中治療室12床)を備えているとのことです。
イ また、ハサーウネ首相が述べたところによれば、準備が進められているものも含めた仮設病院全体では、900床(うち集中治療室120床)がコロナ患者の受入れに充てられる予定とのことです。
ウ なお、24日、同首相は別の機会に、ザルカ県で稼働を始めた仮設病院の他に5、6程度の仮設病院の準備が進められており、来月中旬に1,500床が提供されると述べています。
4 ヨルダン国内感染状況 ヨルダン保健省は感染者数を次のとおり発表しました。
(1)新規感染者数につき、11月22日は5,268名(全て市中感染者)、23日は4,981名(全て市中感染者)、24日は4,586名(全て市中感染者)で、累計の感染者数は192,996名となったと発表しました。内訳は次のとおり。
ア 22日:計5,268名
1,699名:アンマンで確認された感染者
3,569名:イルビド(1,441)、アジュルーン(2)、ジェラシュ(661)、マフラク(46)、バルカ(372)、ザルカ(371)、マダバ(23)、カラク(162)、タフィーラ(138)、マアーン(85)、アカバ(268)で確認された感染者
イ 23日:計4,981名
1,751名:アンマンで確認された感染者
3,230名:イルビド(872)、アジュルーン(259)、ジェラシュ(264)、マフラク(340)、バルカ(266)、ザルカ(436)、マダバ(94)、カラク(279)、タフィーラ(93)、マアーン(135)、アカバ(192)で確認された感染者
ウ 24日:計4,586名
1,810名:アンマンで確認された感染者
2,776名:イルビド(663)、アジュルーン(189)、ジェラシュ(44)、マフラク(349)、バルカ(330)、ザルカ(466)、マダバ(290)、カラク(96)、タフィーラ(141)、マアーン(51)、アカバ(157)で確認された感染者
(2)死者数は、11月22日は64名、23日は66名、24日は78名。
(3)PCR検査件数は、11月22日は23,953件、23日は25,349件、24日は24,664件を実施、総検査数は2,408,242件。
(4)陽性率は.11月22日は22%、23日は19.6%、24日は18.6%。
本情報は、当局が公式に発表した最新情報等を中心に掲載しており、今後変更があり次第連絡いたします。
現在の夜間外出禁止時間は、午後10時(経済活動は午後9時まで)から午前6時までとなります。これを遵守して頂くようお願い致します。
まずは、一般的な感染症対策や健康管理を心がけてください。
具体的には、石けんによる手洗いや手指消毒用アルコールによる消毒などを行い、できる限り混雑した場所を避けてください。また、十分な睡眠をとっていただくことも重要です。
さらに、人込みの多い場所は避けるとともに、屋内でお互いの距離が十分に確保できない状況で一定時間を過ごす際はご注意下さい。
外務省海外安全ホームページ
(日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国・入域の行動制限)
https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html
外務省 海外安全ホームページ 医療・健康関連情報
https://www.anzen.mofa.go.jp/kaian_search/index.html
厚生労働省ホームページ
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
ヨルダン保健省 Hotline 06-5004545 / Corona Virus Free Line 111
在ヨルダン日本国大使館
領事・警備班:担当 入江 及び 武井
TEL:962−6−5932005
FAX:962−6−5931006
P.O.Box.2835 Amman 11181 Jordan
consular@am.mofa.go.jp