【注意喚起】治安情勢関連報道

【ポイント】

 報道によると、ユダヤ人を対象としたテロのために、パラグアイからアルゼンチンに爆発物の材料が持ち込まれる可能性があることから、治安機関が捜査しています。邦人の皆様は、自らの安全を確保するためにもイスラエル大使館や同国関係施設、ユダヤ教教会などには近付かないよう注意してください。

【本文】

1 報道によると、ユダヤ人を対象としたテロのために、パラグアイからアルゼンチンに爆発物の材料が持ち込まれる可能性があることから、同国境警備が強化されるとともに、治安機関が捜査しています。

2 これまでのところ、捜査の進捗状況は明らかにされておりませんが、邦人の皆様におかれましては、自らの安全を確保するためにもイスラエル大使館や同国関係施設、ユダヤ教教会などには不用意に近付かないよう十分に注意してください。

3 これら施設付近では治安当局による検問など、警備強化されることも予測されることから、無用のトラブルを避けるためにも、近付かないよう十分に注意してください。

4 万が一、自らの近くで大きな爆発音が聞こえた時には、速やかに手や鞄で頭を保護しつつ、地面に腹這いに伏せて、可能な限り飛散物を回避できる姿勢をとって下さい。また、建物の内外では、窓ガラスが爆風で割れて飛散したり、落下してくる可能性が高いので、できるだけ離れて下さい。

5 アルゼンチンにおいては、1992年と1994年に、イスラエル系施設に対する爆破テロが発生しました。

 1994年の事件以来これまで、アルゼンチン当局がテロと認定する事件は発生しておりませんが、ローンウルフ型などのテロは、いまや世界中どこでも発生し得る時代であることを認識して、十分に注意してください。(了)