・7月8日、ベナン政府は、新型コロナウイルス流行阻止のための感染予防措置についてリマインドを行いました。以下に記載した事項は、現在も有効です。
累計感染者2781名（死亡43名、治療中223名、治癒2515名）
※国外からの輸入例はごくわずかであり、引き続き市中感染が主な感染源となっています、マスク着用、手洗い、対人間隔確保の徹底をお願いいたします。
【現行予防措置について】
7月8日、ベナン政府は、現在効力を有する新型コロナウイルス感染予防措置について、再度周知徹底を行いました。以下、閣議録該当部分の仮訳となりますが、これらは本日時点でも有効です。
１ 全ての者に対し、流行拡大阻止のための以下の感染予防措置が効力を継続している旨念押しする。
（１）あらゆる場所におけるマスク着用義務
（２）水と石鹸による手洗い
（３）１ｍ以上の対人間隔確保
（４）ディスコの閉鎖
（５）海浜への立ち入り禁止
（６）５０名を超える参集の禁止
（７）バイクタクシーの２名以上の同乗・輸送の禁止
（８）公共交通機関の乗客のマスク着用及び１ｍの対人間隔確保義務
（９）職場において従業員にマスク着用及び１ｍ以上の対人間隔確保を遵守させ、手指消毒のための設備を設置する雇用者の義務
（１０）スポーツ、政治、祭の性質を帯びるイベント及び行事の停止
（１１）タクシー及びボートの最大利用客数を定員５名に対して３名、定員９名に対して５名とする制限
（１２）商業地区（小売店、商店、量販店、市場その他）において、１ｍ以上の対人間隔の確保及びマスク着用を遵守する利用者の義務
（１３）高齢者及び慢性疾患を有する者に対し、真に必要な場合を除き、居住先からの外出を自粛すべき規定
（１４）埋葬式を５０名以下で実施することは許可される。但し、参加者は１ｍ以上の対人間隔を遵守しなければならない。
２ 全ての者に対し、新型コロナウイルス感染症を想起させる症状がわずかでも現れた場合には直ちに医療関係者に相談し、指示を受けることを推奨する。それにより、早急に治療に取りかかることができ、治癒の見込みが高まる。
７／８付閣議録（原文）はこちら。https://sgg.gouv.bj/cm/2020-07-08/
【感染状況等について】
１．ベナン国内では爆発的な感染拡大には至っていませんが、引き続き、市中感染が認められます。
２．残念ながら、ベナン政府が定めた予防措置が遵守されていない状況が見受けられます。
特に、入国時に受検する第１回目PCR検査の結果を受領するまで（概ね48〜72時間）の隔離は義務であるにも関わらず、これを守ることなく出歩いたり、仕事のため外出したりする者が多数いることについて、政府は警戒感を持っています。
３．内務・治安相は、7月9日の声明の中で「各市民が、これらすべての措置を厳格に遵守する責任を果たすよう命じる。違反者はその行いの責任を取ることになると警告する。」、「治安維持部隊は、国内全土において、これらの措置の遵守状況を監視するため、巡回を強化するよう指示を受けている。」と述べました。
４．ベナンに滞在中の邦人の皆さまには、 以下の点につき、引き続き留意をお願いいたします。
○新型コロナウイルス感染症の予防対策を励行し、健康管理に努める。
○ベナン政府の措置・対策を遵守する。
○ベナン国内情勢、新型コロナウイルス感染症関連の最新情報を収集する。
参考
政府サイト（COVID-19専用）
https://www.gouv.bj/coronavirus/
（現地大使館連絡先）
○在ベナン日本国大使館
住所：Zone Residentielle de Cotonou sis a Djomehountin, 12eme arrondissement, COTONOU, BENIN （郵便物宛先：Ambassade du Japon 08 B.P.283 Tri Postal, Cotonou, Benin）
電話：（市外局番なし）21-30-59-86 （執務時間外・緊急の場合）97-97-56-99
国外からは（国番号229）21-30-59-86
ホームページ：https://www.bj.emb-japan.go.jp/j/
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