【大使館からのお知らせ】オマーンにおける新型コロナウイルスの状況・対策(第66号)

【ポイント】

オマーン政府の新型コロナウイルス対策高等委員会は、オマーンへの入国者に義務化されている隔離期間を7日間に短縮するとともに、全ての入国者は、到着前の96時間以内にPCR検査の受検、入国時の同検査受検、7日間の隔離措置後の8日目にも同検査受検を行うとしています。

【本文】

在留邦人、たびレジ登録のみなさまへ

1 11月1日、オマーン政府の新型コロナウイルス対策高等委員会は、議長の内務大臣主宰で会合し、オマーンへの入国者に義務化されている隔離期間の短縮等を発表しました。陸海空を問わずオマーンへの全ての入国者は、到着前の96時間以内にPCR検査の受検が必須であり、さらに入国時にも受検し、その後7日間の隔離措置を経た後の8日目にも再度検査を行うとしています(検査結果が陰性の場合には隔離措置が解除され、感染者追跡ブレスレットが外される)。

なお、当館が保健省に照会したところ、7日以内の滞在の場合には、検査結果が出るまで(通常24〜48時間)隔離措置となり、Tarassud+アプリのダウンロード及び同ブレスレットの装着は滞在期間に拘わらず必須であるとし、8日目のPCR検査は、外国人の場合には私立病院での受検を要請するとのことでした。

2 同2日、保健省関係者は、1日発表のオマーン入国者に対する到着前のPCR検査の受検義務化に関し、ここ数ヶ月の入国地点での検査結果を精査したところ、入国者の75%以上が到着の7日後以降に発症していること等から今次措置が取られたと述べました。また、隔離措置には3種類あって、(1)旅行(入国)者7日間、(2)PCR検査が陽性の場合10日間、(3)新型コロナウイルス感染者と接触した場合14日間としています。

なお、本2日の本邦報道で、成田空港では同日、海外に渡航する人が迅速に検査を受けられる「PCRセンター」が国内の空港で初めて開設されたとありましたが、同PCRセンターのサイトは以下のとおりです。

https://www.nms-pcr.com/

3 10月22日〜11月2日のオマーン保健省の発表を取りまとめると、10月21日に353件、22日〜24日に1,095件、25日に422件、26日に466件、27日に614件、28日〜31日に1,300件、11月1日に418件の新規感染を記録し、11月1日までの累積感染症例数は116,152件(死亡件数は1,256件、治癒件数は106,195件、治癒率91.4%)、1日の入院件数は386件(新規46件、ICU173件)です。

4 成田空港では8月3日から新型コロナウイルスの水際対策として、唾液を使った抗原検査の運用が開始されております。詳細は、以下のホームページでご確認下さい。

厚生労働省成田空港検疫所ホームページ(成田空港から入国する際の検疫手続について)

https://www.forth.go.jp/keneki/narita/soumu/pdf/202008_kensa-nagare.pdf

厚生労働省ホームページ(水際対策の抜本的強化に関するQ&A)

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19_qa_kanrenkigyou_00001.html

5 ご自身の健康とオマーン国内での感染拡大防止のため、不要不急な外出は避けて、外出時にはマスク着用を忘れずに(公共の場でのマスク不着用に対する罰金は100オマーンリアル)、十分な感染予防に引き続き努めてください。

新型コロナウイルスの感染・疑いがある場合は、必ず当館まで御一報ください。)

(問い合わせ先)

オマーン日本国大使館

−住所:Villa No.760、 Way No. 3011、 Jamiat Al-Duwal Al-Arabiya Street、 Shati Al-Qurum

−電話:(+968)24601028

−FAX:(+968)24698720

−ホームページ:https://www.oman.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

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