【医療情報】新型コロナウイルス関連情報(8月3日現在)

●報道によれば、アルゼンチン国内では206,743名(昨日から4,824名増)の累計感染者数、うち3,813名(昨日から166名増。アルゼンチンにおける一日の新規死亡者数としては過去最多)の累計死亡者数、91,302名の累計治癒数が報告されています。

●なお、昨2日、当国に居住、または短期的に滞在している方を対象とした、強制隔離及び強制距離措置(以下「強制隔離」と記載)を、8月16日(日)まで継続することを定めた必要大統領令(DNU641/2020)が公布されました。また、非居住者の方々の入国の禁止も同日まで継続されています。

●アルゼンチンの感染症危険レベルは、5月22日から、レベル3(渡航は止めてください(渡航中止勧告))に引き上げられており、大使館では、アルゼンチンに滞在中の方を対象に所在調査を進めております 。在留届、たびレジの登録情報の更新にご協力をお願いします。https://www.ar.emb-japan.go.jp/itpr_ja/kyoryokuirai.html

1 報道によれば、アルゼンチン国内では206,743名(昨日から4,824名増)の累計感染者数、うち3,813名(昨日から166名増。アルゼンチンにおける一日の新規死亡者数としては過去最多)の累計死亡者数、91,302名の累計治癒数が報告されています。

2 強制隔離関連

(1)強制隔離の延長等を定めた必要緊急大統領令(DNU)の公布(8月2日付官報)

 強制隔離を8月16日(日)まで延長すること等を定めた、DNU641/2020が2日に公布されました。また、非居住外国人の入国禁止を定めるDNU274/2020についても、同じく8月16日まで延長されています(第29条)。

(2)同DNUは、原則として現行措置の延長になっていますが、主な変更点としては、地方における感染拡大を受けて、これまで措置の除外とされていた地域を含めて、閉鎖された空間における社会的イベント・家族の集まり(同居者は除く)が全国レベルで8月16日まで禁止されます(第9条)。

(3)国内感染状況等

 報道によれば、昨2日に全国の累積感染者数が20万人を突破しました。ブエノスアイレス州が全体の60%、ブエノスアイレス市が30%と、大部分を占めていますが、地方でも感染拡大が続いており、特にラ・パンパ、フフイ、メンドーサ、サンタ・クルス各州の地方において集団感染が発生しています。なお、感染の原因は、海外由来が0.6%、感染者との濃厚接触が28.2%、市中感染が54.7%となっています。

 また、保健省は1日、新型コロナウイルス感染が疑われる症状として、従来の発熱(37.5度以上)、咳、咽喉の痛み、呼吸困難、味覚・嗅覚の異常に加え、頭痛、嘔吐及び下痢の3つを追加しました。

3 所在調査及び在留届情報の更新のお願い

 大使館では、感染症危険レベル3:渡航は止めてください(渡航中止勧告)への引き上げも踏まえ、現在アルゼンチンに滞在しておられる方々を可能な限り正確に把握するため、在留届を提出されている方には、登録情報のご確認を、「たびレジ」登録をし、実際に滞在されていない方、または、既に在留届を提出されている方におかれましては、たびレジ情報の「削除」をお願いしております。

詳細は「【所在調査ご協力のお願い】アルゼンチンに在留届の提出、たびレジの登録をされている皆様へ!」をご参照ください。

https://www.ar.emb-japan.go.jp/itpr_ja/kyoryokuirai.html(以上)