バルセロナ市における路上強盗致傷事件の発生（6月14日）

●14日（日）朝，バルセロナ市シウターベジャ区の路上において，通行人3名が棒やガラス瓶等で殴打される路上強盗致傷事件が発生しました。

●人通りの少ない時間帯，場所における外出や，高価な腕時計等の着用を控えること等をお勧めします。

１　事件概要等

（１）報道によると，被疑者は，金品を奪う目的で，14日（日）午前7時ころ，バルセロナ市シウターベジャ区ラバル地区のリエラアルタ通り（Calle Riera Alta）路上において，同所を通行中の男性３名を棒やガラス瓶で殴打し，その際，被害者に対し顔面打撲等の怪我を負わせたものです。

（２）カタルーニャ州警察は，同日，被疑者2名を逮捕しました。

（３）警察関係者によると，「バルセロナ市内に観光客がいないため，犯罪者は主要なターゲットを失っている状態で，数少ない金品を奪うために暴力を行使することもいとわないなど，攻撃性が高まっている。犯罪者は腕時計，携帯電話，宝石等を狙っている」とのことです。

２　被害予防対策

被害予防等のため，以下の点を推奨します。

（１）人通りの少ない時間帯，場所における外出を控える。

（２）高価な腕時計，アクセサリー等の着用を控える。腕時計等を着用する場合は長袖の服を着用するなどして，外から見えづらくする。

（３）携帯電話やスマートフォン等を使用する場合は，周囲に不審な人物がいないか注意する。

（４）万が一被害に遭った場合は，犯人に抵抗しない。

３　参考

今回の事件現場は，7日に発生した路上強盗致傷事件現場と同じラバル地区に所在し，2つの通りの距離は100メートルほどで，非常に近接しています。

【7日に発生した事件の概要（領事メール）】

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