新型コロナウイルス感染症関連情報(ヨルダン国内感染者数等 :5月26日分)

●25日,日本政府は,「水際対策強化に係る新たな措置」を決定しました。ヨルダン人との関係では,査証制限措置による事実上の入国拒否が6月末まで延長されたことになります。

●25日に日本における緊急事態宣言は解除されましたが,感染症危険情報レベル3の国を経由して到着する日本人には,引き続きPCR検査と2週間の自宅等での待機が求められることに変更はありません(ヨルダンはレベル2ですが,レベル3の経由地を通らざるを得ないためレベル3と同じ扱いになります)。

●国内において,26日に7名の新規感染者を確認し,累計感染者数は718名となりました。

1 日本における新型コロナウイルスに関する水際対策強化(新たな措置)

 ( https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2020C051.html

日本政府は,5月25日,日本において「水際対策強化に係る新たな措置」を決定しました。本件措置の主な点は以下のとおりです。

(1)入国拒否対象地域に新たに次の11か国(注)を追加(日本国籍者は対象外)。

 本措置を受け,入国拒否を行う対象地域は,合計で111か国・地域となります。

 アフガニスタン,アルゼンチン,インド,エルサルバドル,ガーナ,ギニアキルギスタジキスタンパキスタンバングラデシュ南アフリカ

(2)検疫強化措置の地域の追加(日本国籍者も対象)。

 詳細は,以下の厚生労働省ホームページ水際対策の抜本的強化に関するQ&Aをご確認下さい(随時更新)。

 ア なお,ヨルダンからカタールや英国及びアジア諸国感染症危険情報レベル3の国・地域を経由して日本へ到着する場合は,空港の検疫所において,質問票の記入,体温の測定,症状の確認等が求められます。また,全員にPCR検査が実施され,自宅等,空港内のスペース又は検疫所長が指定した施設等で,結果が判明するまでの間待機いただくこととなります(現在流行地域の拡大に伴い,検査対象となる方が増加しており,空港等において,到着から入国まで数時間,結果判明まで1〜2日程度待機いただく状況が続いています。御帰国を検討される場合には,上記のような空港の混雑状況や待機時間について十分御留意いただくようお願いいたします。

 イ 上記PCR検査の検査結果が陽性の場合,医療機関への入院又は宿泊施設等での療養となり,検査結果が陰性の場合,入国から14日間は,御自宅や御自身で確保された宿泊施設等で不要不急の外出を避け,待機することが要請されるとともに,保健所等による健康確認の対象となります。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19_qa_kanrenkigyou_00001.html

(問い合わせ窓口)

厚生労働省新型コロナウイルス感染症相談窓口(検疫の強化)

日本国内から:0120-565-653

海外から  :+81-3-3595-2176(日本語,英語,中国語,韓国語に対応)

(3)5月末日までの間実施することとしていた,これまで査証制限措置がとられていた国・地域に対する査証制限等(対象となる国・地域ごとに定められた期日までに当該国・地域に所在する日本大使館又は総領事館で発給された一次・数次査証の効力停止、査証免除措置の停止及びAPEC・ビジネス・トラベル・カードに関する取決めに基づく査証免除措置を停止)の措置の6月末日までの延長(日本国籍者は対象外)。

 査証制限措置対象国については以下の外務省ホームページを御確認ください。

https://www.mofa.go.jp/mofaj/ca/fna/page4_005130.html

(4)外国との間の航空旅客便について、減便等による到着旅客数の抑制要請の6月末日までの延長。

 当該措置については、検疫を適切に実施する観点から実施されるものです。このような抑制要請により、海外からの帰国が困難となる等の不安を感じられるかもしれませんが、これは外国との間の航空旅客便が全て運休することを意味するものではありません。帰国を希望する在外邦人や海外渡航者の皆様の円滑な帰国のため、適切に情報提供や注意喚起等を行ってまいります。

2 ヨルダン国内における感染状況

 5月26日,ヨルダン政府は次のとおり発表しました。

(1)国内において,7名の新規感染者を確認し,累計の感染者数は718名となった。内訳は次のとおり。

 ア 3名:国外から入国したヨルダン人トラック運転手

 イ 3名:アンマン市内クウェイスマで感染が確認されたトラック運転手の濃厚接触

 ウ 1名:ジャラシュの感染者の濃厚接触

(2)治癒者は9名を確認した。

 本情報は,当局が公式に発表した最新情報を中心に掲載しており,今後変更があり次第連絡いたします。

 いずれにしても,外出禁止令は引き続き出されていますので,これを遵守して頂くようお願い致します。

新型コロナウイルス感染症の予防法について−

 まずは,一般的な感染症対策や健康管理を心がけてください。

 具体的には,石けんによる手洗いや手指消毒用アルコールによる消毒などを行い,できる限り混雑した場所を避けてください。また,十分な睡眠をとっていただくことも重要です。

 さらに,人込みの多い場所は避けるとともに,屋内でお互いの距離が十分に確保できない状況で一定時間を過ごすときはご注意下さい。

外務省海外安全ホームページ

https://www.anzen.mofa.go.jp/

外務省海外安全ホームページ 新型コロナウイルス

(日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国・入域の行動制限)

https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html

外務省 海外安全ホームページ 医療・健康関連情報

https://www.anzen.mofa.go.jp/kaian_search/index.html

厚生労働省ホームページ

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

ヨルダン保健省 Hotline 06-5004545 / Corona Virus Free Line 111

https://www.moh.gov.jo/

ヨルダン保健省 新型コロナウイルス関連ページ(アラビア語

https://corona.moh.gov.jo/ar

在ヨルダン日本国大使館

領事・警備班:担当 入江 及び 田口

TEL:962−6−5932005

FAX:962−6−5931006

P.O.Box.2835 Amman 11181 Jordan

consular@am.mofa.go.jp