新型コロナウイルスの流行により社会的・経済的な影響がある中,下記のとおり各種犯罪の発生が認められます。
●英語圏(北西州,南西州)では殺人等の凶悪事案が引き続き発生しています。
●極北州で,ボコ・ハラムによるテロ行為が発生しています。
●主要都市で,窃盗等の一般犯罪のほかに,誘拐・殺人・強盗等の凶悪犯罪が発生しています。 新型コロナウイルスの蔓延により経済活動が停滞する中,犯罪の手口がより攻撃的かつ暴力的になる傾向があります。
4月中のカメルーン国内犯罪発生状況についてお知らせいたします。
1 国内犯罪発生状況(件数/%)
(1)殺人 87件 33%
(2)銃撃戦 27件 10%
(3)放火 26件 10%
(4)襲撃 24件 9%
(5)窃盗・強盗,死体遺棄 各18件 各7%
(6)誘拐 13件 5%
(7)器物損壊,テロ関連事案 各12件 各5%
(8)リンチ 8件 3%
(9)交通事故 7件 3%
(10)強姦 4件 1%
(11)爆発,建物崩壊 各2件 各1%
2 発生場所別件数(主要都市)(件数/%)
(1)DOUALA 31件 30%
(2)KUMBO 14件 13%
(3)KUMBA 11件 10%
(4)BAFUT 8件 7%
(5)MBENGWI 7件 7%
(6)BAMENDA, BUEA 各6件 各6%
(7)YAOUNDE 5件 5%
(8)NDOP 4件 4%
(9)FOUMBAN, AMCHIDE, MOKOLO, ACHIGACHIA 各3件 各3%
3 防犯対策
犯罪の被害に遭わないために,常に安全への高い意識を持ってください。
例えば,
・早朝夜間,不要な外出を避ける。
・外出時は車両を利用する。
・昼夜を問わず,貴重品の身に着け方に気をつける。
・地元の人しか行かない(集まらない)場所に行かない。
・地元の人しか使わない近道を行かない。
・明るく,なるべく人がいる道を歩く。
・たまに振り返る等して周りの状況を確認する。
・宗教関連行事やその他の国内行事を把握する。
・テロ情報を把握する。
などです。
現在は,新型コロナウイルスの流行により不要不急の外出自粛が求められています。生活必需品の買い出しなどで外出の際は,マスクの着用や他人との距離を開ける(ソーシャルディスタンス)など感染防止にも努めるようお願いいたします。
4 参考資料
皆様の安全のために,外務省の各種リンクを貼付いたします。
カメルーン「安全の手引き」
https://www.cmr.emb-japan.go.jp/files/000454897.pdf
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_098.html#ad-image-0
※「たびレジ」簡易登録をされた方でメールの配信を停止したい方は,以下のURLから停止手続きをお願いします。
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delete
緊急時は下記連絡先までご連絡ください。
在カメルーン日本国大使館 領事班
E mail: ryojicameroun@yd.mofa.go.jp
Cel: (237)677708915
Ambassade du Japon
1535, Rue 1828, Bastos-Ekoudou, Yaounde, Cameroun (B. P. 6868)
Tel: (237) 2-2220-6202
Fax: (237) 2-2220-6203