新型コロナウイルスについての一般情報

●南アにおいては，３月５日現在，発症例や感染例の報告はありません。

●但し，事態は刻々と変わりますので，最新情報の入手に努めてください。

●また，手洗い，うがい等日ごろから感染防止に努めてください。

１．３月５日現在，南アフリカにおいては，新型コロナウイルス（Covid-19）の発症例や感染例の報告はありません。なお，２月２７日，ラマポーザ大統領は，武漢に在留する１９９名のうち希望する１３２名の南アフリカ市民を南アに退避させることを発表しました。

２．南アフリカにおいては，ＮＩＣＤ（国立感染症研究所）や保健省と連携し，各種体制を強化しています。http://www.nicd.ac.za/

　特に，同ウイルス感染国からの渡航者を含めて空港において水際対策を実施しておりますところ，概要以下のとおりです。

（１）現時点においては，南ア当局は新型コロナウイルス感染や感染国からの渡航者を理由に入国拒否は行っていません。

（２）南ア当局は，空港において渡航者に対して到着時の機内，パスポートコントロール，到着ロビー等でサーモグラフィー検査を実施しています。特に，感染流行国からの渡航に対しては，注意が払われ，機内で検疫官によるサーモグラフィー検査で発熱が確認された場合には，本人及び並びの乗客を含めて質問票が配布され，さらにスクリーニングが行われます。

（３）新型コロナウイルスの疑いと判断されれば，指定病院等に搬送され，ＰＣＲ検査のための入院や検体採集が行われ，ＮＩＣＤ（国立感染症研究所）に送られ，同所にてＰＣＲ検査が行われます。ＰＣＲ検査は，6時間から12時間が検査期間の目安となります。なお，検査・入院は外国人の場合は有料で入院手続き前にデポジットの支払いが求められる場合があります。その後，陽性であれば隔離入院（原則14日間ですが，21日間の場合もあります）となります。

（４）主な指定病院は，以下のとおりです。

＊以下は公立の指定病院ですが，比較的設備が整った在留邦人の方が利用されるNetcare系やMediclinic系の病院は受け入れ可能の由ですが，新型コロナウイルス感染が疑われる場合には個別に電話等でご確認が必要です。

【西ケープ州の公立の指定病院】

Tygerberg Hospital(ケープタウン）

（※）但し，事態は刻々と変わりますので，下記ＨＰ等から最新情報の入手に努めてください。

●外務省海外安全ＨＰ

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_122.html#ad-image-0

●在南アフリカ日本国大使館（メーリングリスト）

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/mailmz/menu?emb=za

当館が管轄する西ケープ州を含め，南ア全体の情報を入手することが出来ます。

●南アフリカ国保健省

http://www.health.gov.za/index.php/outbreaks/145-corona-virus-outbreak/465-corona-virus-outbreak