コロナウイルス関連:日本からの渡航者に対する予防措置の導入

●2月27日,ラトビア保健省は日本に関する注意喚起の引き上げを公表し,28日より日本からの渡航者に対して予防措置を求めることを公表しました。

●日本からの渡航者は14日間健康状態の観察をしなければならないとされ,感染が疑われる症状が発生した場合,まず113(救急番号)に電話し,症状,症状の発生している期間,感染地域への渡航歴等を伝えるようにしてください。

ラトビアではコロナウイルス感染者は確認されていませんが,最新の情報の入手に努めつつ,感染症の予防として,手洗いや咳エチケットを励行してください。

在留邦人の皆様及びたびレジ登録の皆様へ

 2月27日,ラトビア保健省はコロナウイルスの拡大を受け,日本に関する注意喚起の度合いを引き上げることを公表しました。

 28日現在,日本,中国,韓国(大邱市及び慶尚北道),シンガポール,イラン,イタリアのロンバルディア州ヴェネト州エミリア=ロマーニャ州及びピエモンテ州からの渡航者は14日間健康状態の観察をしなければならないとされています。その期間中に,感染が疑われる症状(高熱,咳,喉の痛み,呼吸困難等)が発生した場合,まず113(救急番号)に連絡し,症状,症状の発生している期間やコロナウイルス感染地域への渡航歴を伝えてください。その後,病院から医療従事者が派遣され検査が行われるとのことです。また,113に電話をせずに病院に行くことの無いようにしてくださいとのことです。

 また,ラトビア政府の発表によれば,中国及び韓国(大邱市及び慶尚北道)への渡航中止を推奨しているほか,日本,シンガポール,イラン,イタリアのロンバルディア州ヴェネト州エミリア=ロマーニャ州及びピエモンテ州への渡航の必要性を検討するよう注意喚起が発出されています。

 ラトビアではコロナウイルス感染者は確認されていませんが,周辺国(リトアニアエストニアベラルーシ)ではコロナウイルス感染者が確認されており,また報道によれば27日にエストニアで確認されたコロナウイルス感染者はリガからタリンまでバスで移動したとのことです。  

 在留邦人・邦人旅行者の皆様におかれましては,最新の情報の収集に努めつつ,人混みを避ける,入念な手洗いや咳エチケット(下記ホームページ参照)等の基本的な感染症対策に努めてください。また,体調不良を感じた際には不要・不急の外出は控えてください。

【参考】

ラトビア保健省ホームページ(ラトビア語)

http://www.vm.gov.lv/lv/aktualitates/koronavirusa_izraisita_slimiba_covid19/

厚生労働省ホームページ

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

内閣官房ホームページ(手洗い方法や咳エチケットの説明が掲載されています)

https://www.cas.go.jp/jp/influenza/novel_coronavirus.html

(在外公館連絡先)

○在ラトビア日本国大使館 領事班

(代表)+371-6781-2001

2020年2月28日

ラトビア日本国大使館より