●1月における邦人被害の当館認知件数は7件。
●“スリ”“置き引き”は場所,時間を問わず発生。
●鞄を背負っていると,スリ等に気づきづらいので,前に抱える。
●貴重品はリュックや鞄のサイドポケット等に入れず,手が届きにくい底の方に入れる等の対策をとる。
1 主な邦人被害例
●スリ:1件
●置き引き:3件
●車上荒らし:2件
●強盗:1件
【マドリード】
(1)車上荒らし
○発生場所:路上
○犯罪手口:
路上に駐車し,車から降りようとしたところ,駐車の仕方を注意され,話していた。気がつくと助手席に置いていた鞄がなくなっていた。
(2)羽交い締め強盗
○発生場所:路上
○犯罪手口:
ホテル前の通りで,1人の男に声をかけられ話していると,突然背後から数人の男たちに羽交い締めにされ,鞄と首にかけていた貴重品袋を無理矢理奪われた。
【マラガ】
(1)ひったくり
○発生場所:車上荒らし
○犯罪手口:
ゴルフ場にて,レンタカーを駐車場に止めていたところ,窓ガラスを割られ,貴重品類を盗難にあった。
2 防犯のポイント
(1)「荷物は体の前で持つ」、「荷物は体から離さない」
●リュックサックやバッグ等を背負ったまま人混みの中を歩かない。
●荷物を体の前で持っていても、見知らぬ人が話しかけてきた時や、人混みの中を歩く時は、荷物の開口部やファスナー部分を手で握る。
●洋服に汚物が付着しても荷物は体から離さず、汚物を拭き取ろうと手助けしてくれる人が近寄って来ても相手にせず立ち去る。
●テーブル上に携帯電話や財布を置かない、椅子の背もたれに荷物を掛けない。
●チェックイン時や食事中でも、荷物から目を離さない。
●背負ったリュックサック等は死角になっているので、体の前で持つようにする。
●1つの鞄に集中して貴重品類を入れない。(やむを得ない場合には、貴重品は鞄の一番底の部分に入れるなど、盗難の危険を回避するよう努める。)
(2)防犯グッズの活用等
●防犯機能付きのリュックサックやウエストポーチなどの防犯グッズを活用する。
(3)旅行前の情報収集
●外務省海外安全HPには、「海外邦人事件簿」等が掲載されています。
【参考】海外邦人事件簿 一覧
https://www.anzen.mofa.go.jp/jikenbo/jiken_index.html
【参考】海外安全ガイド
https://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/makio.html
【参考】海外旅行を予定されている皆様へ
https://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/message.html
【参考】当館作成安全対策パンフレット
https://www.es.emb-japan.go.jp/files/000544764.pdf
3 海外へ旅行予定の方への「たびレジ」登録呼びかけのお願い
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