【ヨルダン】年末年始における安全対策について

●年末年始における安全対策については、普段よりもご注意されることをお勧めします。

 年末年始の期間は、普段より多額の現金を必要とする場合が多く、一般に、金銭目当ての犯罪が増加する傾向にあります。また、新聞報道等でご承知のとおり、アンマンをはじめとする国内各地においてデモが発生しており、こうした不測の事態に巻き込まれないように注意する必要があります。

 在留邦人の皆様におかれましては、日頃から十分にご注意されているとは存じますが、犯罪被害等に対する予防のためには、何よりもご自身による対策が最も有効となることを念頭に置かれるよう以下のとおりご案内いたします。

 また、もしも犯罪被害や騒擾事案被害などに遭った場合は、速やかに最寄りの警察署に届け出をした後、当館までご連絡願います。犯罪等の対応には、初動が肝心です。届け出が遅延した場合は、それだけ捜査が遅延するなど影響が出ますので、遺漏無きようお願いいたします。

 なお、当館は、来る12月27日(金)から1月4日(土)までの間、年末年始の閉館日となります。

1 多額の現金を持ち歩かないこと

 一般に、日本人は海外において多額の現金を持ち歩いていると見られています。また、銀行やキャッシュディスペンサー使用後の帰路には、予め犯人が目星をつけていることがありますので、周囲の状況に十分な注意を払い、できるだけ速やかに安全な場所へ移動するようにしてください。犯罪被害に遭わないためには、多額の現金を持ち歩かず、自宅や勤務先事務所などの安全を確保できるところに保管することをお勧めします。

2 デモなどの騒擾事案を避けること

 当地では、デモ等の騒擾事案が発生する場所は、モスクや政府機関近辺が最も多くなっています。特に週末となる木曜の夜や集団礼拝の直後となる金曜の午後においては、こうした場所にはなるべく近づかないようにするのが賢明です。

 また、もしも騒擾事案発生の蓋然性が高い場所の近辺に行かざるを得ない事情があるときは、周囲の状況(デモ発生については、警察が事前に察知している場合が多いため、普段より警察関係者が多くいることが視認できます)を十分に確認し、騒擾が発生している場所に近づくことは絶対に避け、安全な場所に直ちに避難してください。万一、避難できる余裕がない場合は、近くの警察の指示に従ってご自分の安全確保に努めるようお願いいたします。

 今年もあとわずかとなりましたが、在留邦人の皆様におかれましては、どうぞ良いお年をお迎えください。

●出発前の準備

 「たびレジ」に登録し渡航先の最新の安全情報を入手してください。外務省海外安全ホームページ渡航先の危険情報を確認してください。海外旅行保険に加入し、家族,友人,職場等に日程や連絡先を伝えてください。

●テロ等への注意

 年末年始には様々なイベントが行われますが、特に観光名所やイベント会場、宗教行事等がテロの標的になる可能性があることを念頭に、テロに巻き込まれないための対策をとってください。

●犯罪対策

 強盗にあっても抵抗しないでください。

 違法薬物に関わると死刑等の重刑が科される場合があります。

感染症対策

 感染症関連情報を確認し必要な対策をとってください。

 細は以下のリンク先をご確認ください。

(PC)==> https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2019C138.html

 出発前には海外安全ホームページをチェック!https://www.anzen.mofa.go.jp/

 ※「たびレジ」に簡易登録した方でメールの受け取りを希望しない方は、以下のURLから変更・停止の手続きをしてください。

(変更)https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/auth

(停止)https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delete

 ※「在留届」を提出した方で帰国、移転した方は、以下のURLで帰国又は転出届を提出してください。 https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/residencereport/login

在ヨルダン日本国大使館

領事・警備班:担当 入江,田口

TEL:962−6−5932005

FAX:962−6−5931006

P.O.Box.2835 Amman 11181 Jordan

consular@am.mofa.go.jp