西ベンガル州における市民権改正法への抗議デモに対する注意喚起

 西ベンガル州では、12月13日(金)ころから、「市民権改正法(CAB)」をめぐり、各地で抗議デモが発生し、デモ隊が駅、警察署、列車、バスを襲撃したり、道路が封鎖されているとの報道が相次いでいます。

 こうした中、バナジー州首相は、12月16日(月)と17日(火)にコルカタ市内で抗議デモを開催するとして参加を呼びかけています。

 トラブルを回避するために、抗議デモが実施されている場所の周辺には近づかないようにするなど、安全対策に十分心がけるようにしてください。

1 西ベンガル州では、12月13日(金)ころから、近隣諸国からの非イスラム教徒系移民に市民権を付与する「市民権改正法(CAB)」をめぐり、各地で抗議デモが発生し、デモ隊が駅、警察署、列車、バスを襲撃したり、道路が封鎖されているとの報道が相次いでいます。

2 特に激しい抗議デモが行われているMalda、Murshidabad、North24Parganas、South24Parganas、Howrahの5地区では、通信制限が実施されていると報道されています。

3 また、バナジー州首相は、抗議デモ参加者に対して暴力行為に及ばないよう呼びかけている一方で、今回の法律に抗議するとして、12月16日(月)から1週間をめどに、州全体で抗議集会を開始すると発表しています。

4 コルカタ市内では、12月16日(月)午後1時から、中心部のモイダン公園周辺で、

 12月17日(火)午後から、南部のジャダプールからモイダン公園に向けて抗議デモが実施される予定で、州首相は、インド政府与党のBJPを除く全ての政党、市民団体、学生、青少年に参加するよう呼びかけおり、大規模な抗議デモとなる見込みです。

5 一般的に,多くの人が集まる場所ではトラブルが発生しやすいうえ,テロ等の標的になったり,暴動に発展する可能性があります。

  さらに,近頃、インド政府与党のBJP支持者と州政府与党のTMC支持者が衝突する事件が近頃相次いでおり、今回の抗議デモでもトラブルが懸念されることから、できる限り抗議デモが実施されている場所の周辺には近づかないようにするなど、安全対策に十分心がけるようにしてください。

  不測の事態が発生した場所に居合わせた際は,決して近づかず,まずご自身の安全確保を最優先してください。また,邦人が被害に遭った等の情報に接した際には,当館にご一報ください。

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