銃器を使用した車両強盗事件(セラヤ)

12月2日(日)朝,セラヤ市にあるゴルフ場アラモ・カントリークラブ周辺で,在留邦人が後ろから来た車両に前方を塞がれ,同車両から出てきたライフル銃らしき武器を所持した男性に脅され,所持品と車両を強奪される事件が発生した。

1.事件概要

(1)12月2日(日)07:00頃,在留邦人がセラヤ市にあるゴルフ場アラモ・カントリークラブ方面に向けてアエロプエルト通りを車両で走行中(在留邦人2名が乗車),後ろから来たピックアップトラック(4人ほど乗っていた)に追い越され,前方を塞がれ停車させられた。

(2)同車両から,ライフル銃らしき武器を所持した男性が1名降りてきて,武器を在留邦人に向けながら車両から降りるよう指示,在留邦人らが所持していた携帯電話や現金等の貴重品と車両を強奪し,犯人等の車両と共に逃走した由。なお、同在留邦人らは抵抗しなかったことからも、身体には危害は加えられなかった。

2.注意点

(1)グアナファト州内では、夜間及び明け方、主に車両の通行量が少ない幹線道路において、パトカーを装って被害車両を停車させて強盗に及ぶ事件や、今回のように、走行車両の前面に車両を割り込ませたり、障害物を設置する等して車両を停車させて強盗に及ぶ様な事件が少なからず発生しています。

(2)このような事件に遭遇しないためにも以下の行動を取って下さい。

 ・辺りが暗いうちは不要不急な外出は避ける。

 ・止むを得ず暗いうちに車両で走行する際は、交通量の多い道路を選ぶ。

 ・また、交通量の少ない道路を走行する際は、単独で走行せず、他の車両を

  追尾する形で走行する。

 ・常に周りの状況や環境を確認しながら運転することを習慣づけ、危険

  だと感じた際には、直ぐに車両を転回等できる体制を整えておく。

(3)万が一,この様な強盗事件に遭遇してしまった場合は,以下の行動を取ってください。

 ・反撃する様なことは考えず,両手をゆっくりと犯人の見える位置に

  移動させ、抵抗する気がないことを犯人に示すことが重要です。

 ・また、相手が銃等の武器を所持している場合は,急に動くと犯人

  から攻撃される危険性が高いため、落ち着いて犯人の指示に従い,

  ゆっくりと動くことが大切です。

 ・一般的には、無抵抗で金品を差し出した場合に、更に生命・身体に

  危害を加えられる危険性は低くなります。自分の命をかけてまで守る

  価値のある物は無いことを忘れないでください。

 ・開放され,自身の安全が確認された場合は,必ず緊急通報「911」又は,

  「ジャパンデスク(01-800-976-7486)」へ通報し,事件の概

  要を報告して指示を得てください。

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(問い合わせ先)

在レオン日本国総領事館

Blvd. Adolfo Lopez Mateos No.1717 Piso 9, Col. Los Gavilanes, Leon, Guanajuato

Tel +52(477)343-4800

Fax +52(477)764-0603(領事班)

Email ryojibu@lo.mofa.go.jp

★外務省海外安全ホームページでは,海外における安全対策としての注意事項をまとめた各種資料を公開していますので,皆様の海外安全対策にお役立てください。

<海外安全虎の巻>

 http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pdf/tora_2017.pdf

<海外赴任者のための安全対策小読本>

 http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pdf/pamph_08.pdf

<海外における脅迫・誘拐対策Q&A>

 http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pdf/pamph_04.pdf

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