大使館からのお知らせ(政府関連施設の労働者によるデモに関する注意喚起)

【ポイント】

○10月22日(月)からイスラマバード市内ジンナーアベニューでデモ隊による座り込みが実施されています。

○多人数が集まる場所でのテロの発生や各種犯罪に留意する必要があります。

【本文】

1 10月22日(月)から、イスラマバード市内ジンナーアベニューとアタチュルクアベニューの交差地点(通称Dチョークまたは、ジオチョークと呼称される地点)付近において、政府関連施設で勤務する労働者約3,000人から約5000人による座り込みデモが実施されています。

2 座り込みデモの実施に伴い、上記座り込み地点周辺では交通規制が行われているため、通常の通行が出来なくなっています。テント等が設営され、事態は長期化する恐れがあります。

3 また、同地点においては治安当局による厳重な警備が行われており、現時点では平和裏にデモが実施されているものの、突発的な動きによりデモ隊が暴徒化する可能性や、多くの人々が集まる機会を捉えて、テロ事件や各種犯罪等が発生する可能性も否定できません。

4 つきましては、在留邦人の皆様におかれましては、以下の注意事項を参考に、ご自身及びご家族の安全に十分配慮した行動を心掛けて頂きますようお願い致します。

(1) 当地の各種報道等より最新の安全情報を入手するようにし、安全な行動を心掛ける。

(2) 攻撃の標的となりやすい場所(今回行われるデモ隊の座り込み場所及びその周辺を含む軍・警察等治安当局施設(含む車両、検問所等)、宗教関連施設、政府機関、報道機関、外国資本の有名ホテルやファースト・フード店を含む海外関連施設、レストランやマーケット)にはできる限り近づかない。また、車両等で移動する際にも、同種の場所を避けるよう心掛ける。

(3) レストラン、マーケット及びバス停など人が集まる場所での用事は、短時間で効率的に行なうとともに、常に周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知した場合には、速やかにその場から離れる。

(4) 集会やデモが行われている場所には、決して近づかない。

(5) 移動途中等に集会やデモに遭遇した場合には、速やかにその場から離れる。

○ 当館ホームページ:

http://www.pk.emb-japan.go.jp/indexjp.htm

○ 外務省海外安全ホームページパキスタン):

http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_011.html#ad-image-0

○ 在留届及び「たびレジ」への登録のお願い

  海外渡航前には、万一に備え、家族や友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにして下さい。3か月以上滞在する方は、緊急事態に備え、必ず在留届を提出してください。

 http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html

 また、3か月未満の旅行や出張などの際には、海外滞在中も安全に関する情報を随時受けとれるよう、外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。

(詳細はhttps://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/# 参照)

○ 緊急時の連絡先:051−9072500

(在パキスタン日本国大使館代表)